県立がんセンター(横浜市旭区)で2008年4月、乳がん手術を受けた女性に脳障害などの重傷を負わせたとして、業務上過失傷害に問われた男性麻酔医(44)に対する判決公判が17日、横浜地裁であった。毛利晴光裁判長は「犯罪の証明がない」として無罪(求刑罰金50万円)を言い渡した。 毛利裁判長は検察側に「捜査が十分でないのに、起訴したのではと疑問も残る。慎重な事実認定をする基本が欠けていたと言わざるを得ない」と捜査姿勢に苦言を呈した。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら