10万円給付、幻の自衛隊活用案 河野氏 2020年12月25日19時33分 河野太郎行政改革担当相は25日の日本記者クラブでの会見で、新型コロナウイルス対策で今春に実施された一律10万円給付について、自身が防衛相当時、支給業務を自衛隊に担わせる案を一時検討していたと明かした。最終的に業務は市区町村が担当、河野氏の案は幻となった。 茂木外相は「隔」、田村厚労相は「禍」 閣僚らが選ぶ今年の漢字 河野氏は当時について「人海戦術でやらざるを得ない。それができる組織は25万人の自衛官を擁する自衛隊しかないだろうと思った」と振り返った。内部で検討を打診したものの支給業務は市区町村が行うことになり、「『自衛隊撤収』と言った。統合幕僚長はうれしそうにしていた」と語った。 政治 菅内閣 「桜を見る会」問題 学術会議問題