東京電力パワーグリッドは22日、電力需給が極めて厳しくなり、午後8時以降に200万~300万戸が停電する恐れがあると発表した。政府などが企業や家庭へ要請した節電目標に達していないため。通常の電力需給の福島県沖地震で複数の火力発電所が止まり、気温の低下で電力需給が厳しい。福島県沖地震があった16日夜には、関東9都県で一時210万戸が停電した。22日夜の停電はこれを上回り、一時405万戸が停電した
東京電力管内の電力需給ひっ迫を受け、3月22日は午前中から「電力逼迫」「ブラックアウト」といったワードがTwitterのトレンドに入った。しかし東電によると少なくともブラックアウト(大規模停電)は発生しないという。 東電の「でんき予報」(12時50分ごろ)。100%を超えているのは需要に応じて供給力を増やしているものの、供給予測値の更新が追い付いていないため 22日の電力需給は時間経過と共に厳しさを増し、午前10時台には東電が運営する「でんき予報」の供給予測値を実際の電力需要が超えた。本来なら100%を超える数値は表示しないはずだったが、供給予測値などの修正が間に合っていないという。 現在は揚水発電所の出力アップなどで対応している状況。ただし揚水発電所の水には限りがあり、このままのペースで消費していると22日の午後10時ごろに枯渇するため東電は利用者に向け、さらなる節電を呼びかけている。
東京電力パワーグリッドの停電情報によると、3月22日の午後1時19分時点で静岡県や神奈川県、埼玉県で合わせて4060軒が停電している。ただし今回の電力需給ひっ迫とは関係ないとみられる。 東京電力パワーグリッドは「停電の詳細はまだ分かっていない」前置きしつつも、「需給ひっ迫が直接原因となった場合、より広範囲で停電が発生する。今回は天候や風などの影響により配電線が損傷したものとみている」と話した。 22日の東日本は朝から冷え込み、暖房などで電気の需要が増加。一方で16日に発生した福島県沖地震の影響で6基の火力発電所が停止中の上、天気が悪く太陽光発電の出力低下など悪条件が重なり電力需給がひっ迫している。 経済産業省の資源エネルギー庁は21日に初の「需給ひっ迫警報」を発令。電力供給の使用率ピーク時予備率が3%未満とぎりぎりになると予想される場合に発するもので、発出は今回が初めてだった。 関連記事
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