自分の畑に行く道が有料になる?大阪府和泉市で米や野菜などを作ってきた男性は今、ある“変更”に直面している。 【画像】畑は“袋地”と呼ばれる場所にある 約50年間 無料で通ってきた道農業をする男性: この土地は先祖代々、私たちの畑です。(畑に行くための)道が無かったので、無料で(市有地を)通らせてもらっていました。(ある時)市役所から、“通りたければ、2メートル幅の土地を買え。もしくは、賃料を払え”と(言われた)。 1000平方メートルほどもある男性たちの畑は公道に面しておらず、市やほかの人が所有する土地に囲まれた、“袋地”と呼ばれる場所にある。 民法では、袋地の所有者が隣接する他人の土地を通る権利を認めているが、同時に、隣接する土地の所有者が通行料を求めることも認めている。 市は50年ほど前から、田畑に通じる長さ約50メートルの土地の通行を男性らに無料で認めてきた。 しかし一転、2023年