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ブックマーク / news.mynavi.jp (66)

  • 国会図書館、博士論文1万5000点をネット公開

    国立国会図書館は5月15日から、デジタル化した博士論文のうち、著者から許諾を得た約1万5000点をインターネットで公開すると発表した。また、インターネットでの公開のほかに、デジタル化した博士論文約12万6000点についても同館施設内で利用できるようになった。 これらの博士論文のほか、28日にはこれまで同館内のみで提供していたデジタル化資料のうち、著作権保護期間が切れたものや著作権者の許諾が得られたものなど約5万3000点がインターネットで公開される予定となっている。 今回の公開で、国立国会図書館が提供するデジタル化資料の総数は200万点を超え、インターネットから利用できる資料についても約40万点になったという。これらの資料は、同館が提供する「近代デジタルライブラリー」や「国立国会図書館デジタル化資料」などから閲覧できる。

    国会図書館、博士論文1万5000点をネット公開
    zyugem
    zyugem 2012/05/15
    焚書にしてもらいたいんですけど。
  • KEKなど、金ナノ粒子が光により膨張・収縮運動する様子を観測

    東京大学(東大)と高エネルギー加速器研究機構(KEK)の研究グループは、金のナノ粒子に光を照射すると粒子内部で発生する格子振動をピコ秒時間分解X線回折によって観測することに成功したことを発表した。同成果は東大大学院の一柳光平助教と佐々木裕次教授、およびKEK物質構造科学研究所の足立伸一教授らによる研究グループによるもので、米国物理学会誌「Physical Review B」に掲載された。 金のナノ粒子は古くからステンドグラスなどの赤色に使われてきた。これは金属粒子の大きさがナノメートルになることで粒子の表面効果が顕著になる「表面プラズモン共鳴」と呼ばれる振動が生じ特定の色が発色するためである。 ナノ粒子の大きさは光応答性に強く関わっており、それを利用するナノサイズデバイス、光応答材料や太陽電池への研究が進められている。光が金ナノ粒子に照射されて電子が励起されると、ホットエレクトロンと呼ばれ

    KEKなど、金ナノ粒子が光により膨張・収縮運動する様子を観測
  • 東大、高精度化した有限差分法を用いて計算科学における新たな現象を発見

    東京大学(東大)大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻のロバート・ゲラー教授の研究グループは、「第二安定領域」という今まで知られていなかった計算科学における現象を発見したことを発表した。同発見は、地震波伝播計算の新しい手法開発の研究途上で得られたもので、今後の地球内部構造や資源開発の研究に進展をもたらすことが期待されるという。同成果は、英国の地球物理専門誌「Geophysical Journal International」のWebサイトに掲載される予定である。 この新たな計算科学的現象は、同研究グループが開発した、"高精度化した有限差分法"を用いた地震波伝播の数値シミュレーションにて現れたという。 有限差分法は一定の時間間隔(タイムステップ:Δt)で時間進行することにより地震波の伝播を計算する手法であり、現在の時刻(t)と1ステップ前(過去:t-Δt)の地震波を用いて、1ステップ先(未来:

    東大、高精度化した有限差分法を用いて計算科学における新たな現象を発見
  • 東大、超強磁場発生技術を開発 - 600Tまでの磁性体の磁気測定に成功

    東京大学(東大)物性研究所の嶽山正二郎 教授および同大大学院工学系研究科博士課程3年の宮田敦彦氏らの研究チームは、室内実験室にて700Tの超強磁場発生技術の開発に成功したほか、超強磁場極限状態下で極低温を実現し、これを用いて強力なフラストレーションを持つ反強磁性体の磁気物性測定を行った結果、精密で信頼性ある測定を600Tまで行うことに成功したことを発表した。同成果は、米国物理学会誌「Physical Review Letter」に掲載された。 今回の研究対象の物質はスピネルという構造を持つZnCr2O4磁性体。同物質の磁性を決定づける磁気スピンは、3次元的なフラストレーションを有しており、このような磁気フラストレーションは、物質の性質を司る電荷、格子、電子軌道と絡んで、スピン液体、スピンアイスなど新奇で多彩かつ普遍的な量子的な物理現象を引き起こすことが知られている。 また、今回の研究では、

    東大、超強磁場発生技術を開発 - 600Tまでの磁性体の磁気測定に成功
  • DNSと日大、核融合向け石英製高温プラズマ閉じ込め容器の共同開発を開始

    大日スクリーン製造(DNS)が100%出資するグループ企業のクォーツリードは11月15日、日大学(日大)理工学部理工学研究所と、二酸化炭素や高レベル放射性廃棄物を排出しない次世代エネルギーとして期待される、核融合発電に関する共同開発を開始したことを発表した。 核融合発電は、水素やヘリウムなどを燃料とする核融合反応を利用したもので、ポリタンク1分の海水から250分の石油に相当するエネルギーが得られる(基的燃料となる重水素は自然界に水素の0.015%含まれている)ほか、温室効果ガスである二酸化炭素や核分裂反応による高レベル放射性廃棄物を出さないため、安全でクリーンなエネルギー(核融合炉はガスを燃焼させる分量だけそのつど炉に供給するため、ガスの供給が止まれば反応が止まるほか、空気に触れれば冷却されてしまうためプラズマが消えることから原理的に爆発はない。また、排ガスのヘリウムガスで、出力

    DNSと日大、核融合向け石英製高温プラズマ閉じ込め容器の共同開発を開始
  • 意識は脳の一部の神経活動が担っている? - 東大と理研が実験結果を公表

    東京大学と理化学研究所(理研)は、ヒトの「第一次視覚野」が意識内容の変化に応じないことが判明したと発表した。これは意識に関する定説を覆す結果で、「意識の脳内局在説」(意識が脳の一部の神経活動によって担われているとする仮説)を支持する結果であったことを報告した。研究は東大工学系研究科の渡辺正峰准教授と理化学研究所脳科学総合研究センターの程康ユニットリーダーらによるもので、成果は「Science」11月11日号に掲載された。 「意識はどのような形で、身体のどこに宿るか」という疑問に対し、人類は数千年にわたって哲学や近年の脳科学によって研究を重ねてきた。なお、近年は脳科学が発展してきたことによって、脳の神経活動自体が意識を担うとする一元論のもと、「脳のどこで、いかなる神経活動によって意識は実現されているのか」という問いへと論点は移ってきている。 中でも、今回の研究で扱われた「第一次視覚野は意識内

    意識は脳の一部の神経活動が担っている? - 東大と理研が実験結果を公表