死刑のお話。日本人が他国の死刑執行について意見する資格があるのか、ということについて。 中国のTwitter(ツイッター)にあたるマイクロブログサービス「新浪微博」で、中国の有名女性歌手・女優をフォローしていると、ときどき同じニュースに別の人が同時に意見するので面白い。 実際には彼女らが同一人物をフォローしているだけなのだが、ついさっきも、イランで姦通罪で石打ちによる死刑を宣告されている、サキネという女性を助けようという署名活動を、レネ・リウ(劉若英)と小S(徐熙娣)の二人が同時に訴えていた。 ただ、この署名活動のウェブページはフランス発で、フランスではすでに死刑が廃止されている。レネ・リウと小Sの活動の本拠地である台湾は、日本と同様、死刑制度が存在している。 現に台湾では、死刑反対論の法相が、世論の批判をあび、総統からも見放されて辞任に追い込まれるということが、つい最近、2010/03に