(6)デバッグの仕方(PICkit3の場合) MPLAB X IDEにはPICkit3やMPLAB ICD3などを使って実機デバッグをするときに便利に使える機能が 満載されています。ここではPICkit3を使って実機デバッグをする仕方について説明します。 A) デバッグをできるようにするための条件 どのPICマイコンもデバッグがそのままできるわけではありません。 とくに少ピンのPICマイコンの場合には、デバッグをする際に2ピンが専用に使われてしまうため、 この汎用ピンが使えなくなりますからデバッグが実際には難しくなります。 また、デバッグができるためには、専用のデバッグをサポートする機能(ビルトイン デバッガ ステートマシン) がPICマイコンに内蔵されていなければなりません。 このような条件が整わないPICマイコンについては、「デバッグヘッダ」というものが別に用意されていて、 このヘッダ