2.6.32でマージされた*1KVMの新機能ioeventfdとirqfdについて調べてみました。 eventfd どちらもeventfd(2)を利用しているので、まずはその概略から。 eventfdは2.6.22から利用可能なユーザプロセス間もしくはユーザ・カーネル間のイベント通知専用のシステムコールです。eventfdはeventfdオブジェクトと呼ばれるディスクリプタを返します。利用者はこのディスクリプタに対してread/write/select/pollなどをすることでイベントの通知や受け取りを行ないます。この種のディスクリプタを介したイベント通知はpipeやsocketでも可能ですが、特化している分eventfdの方が簡潔に書けて軽量です。 同種のシステムコールにsignalfdやtimerfdなどがあり、各種ディスクリプタとまとめてselect/pollすることができて便利です
Ubuntu/arm64 can run inside the QEMU emulator. You can either do this fully emulated (e.g. on an x86 host) or, accelerated w/ KVM if you have an arm64 host. This page describes how to do both. I've chosen to describe a UEFI-based system here so I can make use of the kernel on the guest's disk image. It is possible to boot directly into Linux instead. Note: this requires Ubuntu 20.04 or greater Get
このブログは、株式会社フィックスターズのエンジニアが、あらゆるテーマについて自由に書いているブログです。 Linuxカーネルに新機能を追加したり、デバッグなどの変更をしたら、動作を確認するテストを実行するわけですが、実機で実行しようとするといろいろ面倒です。そこでQEMUの登場です。QEMUはシステムエミュレータの1つで、x86 PCをはじめARM, SPARC, MIPS, PPCなど、いろいろなプロセッサアーキテクチャをサポートした非常に高機能なエミュレータです。また、KVMでデバイスをエミュレーションする用途でも使われています。 QEMUをカーネルの開発に使うことには以下のメリットがあります。 開発用PCをいちいちリブートしたり、またはもう1台テスト用のPCを用意したりする必要が無い。 ビルドしたカーネルをすぐに実行できるため、変更・ビルド・テストのサイクルを高速にまわせる。 デバッ
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