長く連れ添った夫婦が熟年離婚するケースは令和になっても珍しくない。だが平成の時代には計画的な離婚が目立ったが、最近はふらっと家出したまま突発的に離婚する人が増えているという。シニア世代の夫婦に何が起きているのか。熟年離婚を探ってみた。 【あなたは大丈夫? 熟年離婚・危険度チェックリストはこちら】 関東地方の桜の開花が報じられた日曜の昼下がりのことだった。 元公務員で現在は不動産業を営む五十嵐勉さん(70歳・仮名)の妻の由紀子さん(67歳・仮名)が「ちょっとお友達の家に遊びに行ってくる」と外出した。だが、夜になっても帰宅しなかった。 「心配になって、妻の携帯に電話をしてみると、電源が入っていなかったんです。そこで妻の友達に電話をしたら、知らないとのこと。近所の人に聞いても、首を傾げるだけ。そこで息子に連絡を入れてみたら『心配することないよ。明日には戻ってくるんじゃないの』とまるで呑気。そこで
![ふらっと「家出離婚」が急増 世代問わず、夫は訳が分からず〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ad553f0eafdf5fb208172fd28a0bf3d7f111ca0d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20200305-00000007-sasahi-000-view.jpg)