台風21号は、4日(火)12時頃に徳島県南部に上陸しました。非常に強い勢力を保ったままでの上陸は1993年台風13号以来、25年ぶりのことです。 また、今年の上陸は12、15、20号に続く4個目で、2014年以降、5年連続で平年を上回る上陸数になっています。 . 台風はさらに加速しながら北上を続け、近畿地方を通過して夕方には北陸地方に達する見込みです。その後は温帯低気圧に変わりながら日本海を1時間に60~70kmのスピードで北上し、明日5日(水)の未明には北海道の西まで進む予想となっています。 . 台風がスピードを上げて北上するため、まだ台風から遠いエリアでも急激に風雨の強まる恐れがあります。 また、日本海に抜けた後は温帯低気圧に変わるものの、勢力そのものは維持するため、北日本でも風が強く吹く所が多くなりそうです。最新の情報をこまめに確認し、早めの対策を行ってください。 雨雲レーダーの様子