リステリア菌の菌株。仏サンローの研究所にて(2000年5月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/MYCHELE DANIAU 【5月18日 AFP】南アフリカで、食品を媒介して広がるリステリア菌の感染による死者数が200人以上に上っていることが、17日に発表された最新の公式統計で明らかになった。今回の被害は史上最悪の規模だという。 同国の国立感染症研究所(NICD)の報告によると、2017年1月からこれまでに確認されている、リステリア菌感染による死者数は少なくとも204人。2か月前に報告された死者数は183人だった。 各週の症例数は減少しているものの、これまでに計1033人がリステリア症にかかったという。リステリア菌は土壌や河川、植物、動物のふんなどに分布する細菌で、肉などの生鮮食品を汚染する。 保健当局は3月、感染源が首都プレトリアの北東300キロにある食品加工メーカー「エンタープライズ
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