でき過ぎている? iPhoneのように買い換えたくならないのも原因の1つ Mike Segar-Reuters アップルのタブレット型端末iPadの売れ行きに陰りが見える。同社の決算報告によれば今年4〜6月期の販売台数は前期比19%減、前年同期比9%減と落ち込んだ。 iPadがこの世にデビューした4年前、コンピューター市場に激震が走った。iPadの販売台数が急拡大するにつれて専門家からは「PCの終焉」を予言する声さえ上がった。ところが今、PCの売れ行きは安定し(マックはむしろ増えている)、逆にiPadの売れ行きが落ち込んでいる。 iPadは決して悪い製品ではない。ユーザーの満足度は高く、サムスンやマイクロソフトやアマゾン・ドットコムなどライバルのタブレット相手に圧倒的なシェアを維持している。 ただしタブレット端末の宿命で、普及には限界がある。飛行機の機内で映画を見たり朝食を取りながら電子メ