暇な一日があって、しっかり読書したい日は、某路線の一日乗車券を買うようにしている。 始発から乗り通せば席は確実に確保できる。そして、冷暖房も完備されている。場所が変わり窓がうつろうのも、気晴らしになる。
パブリック・ドメインになった作家限定でよいので、ワンコインで買える全集が欲しい ちゃんとした編集というのは、 本文の校訂がしてある作家ごとに作品が一定の方針のもとにまとまっている作品ごとに入門者向けの解説がついている作家の簡単な写真入り参考資料がついている イメージとしてはこんな感じ https://www.delphiclassics.com/ 日本文学では青空文庫が一番近いけど、青空文庫は 人気作家以外は読める作品の網羅性が低い 本文のクオリティがどれだけ安定しているか不明作品ごとの解説がない作家の簡単な写真入り参考資料はない 青空文庫にロイヤルティを払って、そのテキストデータ資産を活かして、ちゃんと校訂を行った電子版全集を低価格で出してくれる出版社があったら応援したい 今でも電子書籍ストアで似たようなものを見かけることはあるけど、該当作家のテキストデータの寄せ集めという感じがする あ
●労働と読書は両立しない? 麦「俺ももう感じないのかもしれない」 絹「……」 麦「ゴールデンカムイだって七巻で止まったまんまだよ。宝石の国の話もおぼえてないし、いまだに読んでる絹ちゃんが羨ましいもん」 絹「読めばいいじゃん、息抜きくらいすればいいじゃん」 麦「息抜きにならないんだよ。頭入んないんだよ。(スマホを示し)パズドラしかやる気しないの」 絹「……」 麦「でもさ、それは生活するためのことだからね。全然大変じゃないよ。(苦笑しながら)好きなこと活かせるとか、そういうのは人生舐めてるって考えちゃう」 (坂元裕二『花束みたいな恋をした』p114、リトル・モア、2021年) 生活するためには、読んで何かを感じることを、手放さなくてはいけない。そんなテーマを通して若いカップルの恋愛模様を描いた映画『花束みたいな恋をした』は、2021年に公開され、若者を中心にヒットした。私自身は主人公の年齢とほ
パラパラめくっていくような超スピードでも、ちゃんと内容が思い出されてきて、自分ってこんなスピードで本が読めるんだ!と万能感を感じるので、好き。
9月18日 日中でも割と涼しくすごしやすかったため昼寝がはかどるはかどる。もっとも昼から夜半まで寝続けることを果たして昼寝と言っていいのかという疑問も付きまとうが。せっかくの休日を読書もせずに惰眠で消費してしまったこのむなしさよ。 週刊少年ジャンプで熱心に読んでいるのは、結局は「勝ってめでたし」となるマンガばかりの中で唯一展開が全然読めない『ハンター×ハンター』だけ。すっかり幻影旅団の方に感情移入してしまって「いけいけゴーゴー!」と感じる邪心あふれる自分がなんとなく微笑ましい。 家で飼ってる二匹の猫が揃って同じ空間を凝視していることが稀にあるのだが、霊などまったく信じていないにもかかわらず厭ぁな気分になるのでやめれ。 9月17日 『ハイぺリオン』はひとまず忘れて(忘れるんかい)、『カラミティナイト』高瀬彼方(ハルキ文庫)を読み始める。おお、おおお、何かこう琴線にピンピンと来るものがあるなあ
これまでに何冊の本を読んできただろうか。 何千何万、という程ではないだろうが、それなりの数は読んできたはずだ。 最初はただ楽しむ為だったが、小説家になりたい、創作者になりたい、という夢を抱いてからは、これらを自分の創作の肥やしにしよう、そういう気持ちを持って触れてきた。 文字を目で追い、物語を楽しみ、ページを最後までめくり、本を閉じる。 そうする事で自分を小説家に近づけると信じているのだ。 読書を続けていれば、自分にも物語を書けると、そう信じていたのだ。 だが、今になって思うのは、自分は本当に読書をしてきたのだろうか、という事だ。 ただ文章を読んでいただけで、内容を理解できていなかったのではないか。 登場人物の関係性や作者が仕掛けた伏線、作者の意図をちゃんと読み取れていたのだろうか。 ただ読んで、面白かった、つまらなかった、それでお終いにして、その途端に書かれていた内容の全て、読んだと思っ
2022/5/27 変更 - 後述のアカウント統合後にamazon.comのアカウント削除によってkindle本が全部消えるのは仕様である旨、追記 2022/6/1 変更 - 「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」のではなく、「使用していないamazon.comのアカウントを閉鎖してもいいのか」という趣旨の質問を私がしたのに対して「そうですね」と回答されたということがわかったので、訂正。 編集前の記述には取り消し線を引いて、編集後の記述は強調表示しました。 NOTE: 上記変更点にもあるように、「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」という私の認識は誤っていたことがわかりました。これについてはamazon.co.jpのかたがたにメールで謝罪いたしました。 ここに書いたことは2022年4月21日現在の話です。 サマリ kindleの本が全
キティー Kitty @kitty_lifehack どんなにAmazonや楽天のような本を売るECサイトが発展しても、 ・ジュンク堂書店池袋本店 ・丸善丸の内本店 に容易にアクセスできたり、 洋書含めた蔵書数の多い図書館にアクセスできたりするのは、都会の重要な文化資本と言えるかもしれない 2022-03-19 18:53:37 菅俊一 / SUGE Syunichi @ssuge いつも学生に薦めてるのは、ジュンク堂本店レベルの大きな書店や図書館に行って、自分の関心と全く無関係と思っているジャンルの棚を眺めながら歩いて、面白そうな本を手に取ってみること。自分の外側にある興味の拡張ができるリアルな書店や図書館を存分に享受した方がいい。 2022-03-20 14:35:51
マジレスすると学術書をきちんと読むのは大学教育きちんと受けてないと難しいし(大卒でもちゃんと読めない人一定数いるでしょ)、学術書って内容が細分化されててマニアックだから売れないと思う。仮にうちの分野の学術書が3,000円で売ってたら「安っ!」って驚くレベル。学術書は研究費で買うか人からもらうか図書館で借りるかするものであって基本的に個人で買って読むものではないんだよね(もちろん院生とかのときは身銭を切らなきゃいけないこともあるけどさ。あと『想像の共同体』みたいな有名な古典ならそこそこ安い)。 知的水準上げたいなら、新書と学術系選書の充実だろうね。岩波新書と中公新書とブルーバックスと岩波ジュニア新書は無条件で入れる、講談社現代新書はそれなりに入れる、ちくま新書は良さそうなのをピックアップして入れる、星海社新書や集英社新書や光文社新書は良さそうなのがあれば入れる、扶桑社新書とかは良いのがあった
社会人として働くなか、悩みを解消する糸口を探したり、スキルアップを目指したりするためにハウツー本やビジネス書、自己啓発書などを手に取る方は少なくないのではないでしょうか。ただ、それらは自分が変化していくための指針を与えてくれることもありますが、常にそこでなされる提案を受け入れようとがんばると、ときに疲れてしまうことも。 読書家として知られるブロガーのphaさんは、読書を「すぐに効く読書」と「ゆっくり効く読書」の2種類に分類してるのだそう。前者が読者に行動を訴えかけることによって悩みや課題を解消しようとするのに対し、後者は現状を肯定し、読者の人生にじわじわと影響を与えるといいます。 ゆっくり効く読書により、人生の土台を形作ってきたというphaさん。自分を変えるのではなく肯定してくれる読書のあり方について伺いました。 「読書」が社会でうまくいかない自分を守ってくれた phaさんは著書『人生の土
本と答え2021年は例年より多くの本を読んだ年だった。 本に手を伸ばす理由は、過ぎる時間の虚無を埋めてくれるからだ。 暇な時間にふと、理由のない虚無感や今まで自分の行ってきたことがふと無意味だったのではないだろうかという思いに襲われる。 そんな中、以前では現実逃避や問題の先送りが悪と捉えてきたものを、積極的に物事を放置、物語や文章に没頭することが心地よくなってきた。 恐らく、以前はもっと人生とは自分の思うように舵を切って、自身に起こりうる出来事は自分次第で制御できると考えていたのだ。 もちろん、突拍子のない願望や生まれ持った環境など、制御しようがないことが存在することはわかっていた。 しかし、心の奥で、自分の願望は全て叶えられる、変化できると思い込んでいたのだ。 そんな気持ちで日々を制御しようとしていた10代、20代、さぞかし理想と現実の差に苦しみ続けてきただろうと考える。 どこまで求めて
毎年書いている、今年読んで面白かった本のまとめです。 今年はブックガイド本『人生の土台となる読書』を出したので、その関連の読書が多かったかも。マンガは『このマンガがすごい!2022』でも審査員として選んでいるので、そちらもよかったら見てみてください。 では行きます。 をのひなお『明日、私は誰かのカノジョ』 星来『ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~』 増村十七『バクちゃん』 ネルノダイスキ『いえめぐり』 上野千鶴子・鈴木涼美『往復書簡 限界から始まる』 荻原魚雷『中年の本棚』 TVOD『ポスト・サブカル焼け跡派』 植本一子『ある日突然、目が覚めて』 最果タヒ『パパララレレルル』 三田三郎『鬼と踊る』 佐藤文香『菊は雪』 松村圭一郎他『働くことの人類学【活字版】』 ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』 江永泉、木澤佐登志、 ひでシス、役所暁『闇の自己啓発』 劉慈欣『三体』三部作
最近面白い文庫をいろいろ読めたなーという印象だったので、せっかくなのでここでいったんまとめて紹介したいと思います。ジャンルは違えどどれも自分に刺さった本なので、気になる本があったらぜひ読んでみて下さい。 1.青の女公 (集英社オレンジ文庫) 青の女公 posted with ヨメレバ 喜咲 冬子/月子 集英社 2021年11月19日 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle honto 北方領主の父を冤罪で亡くし、絶望に心が壊れた家族を人質にとられ下級女官として王宮で働くリディエ。婚姻関係が破綻しているスキュイラ王女と婿ヴァシルの仲を取り持ち世継ぎ誕生の後押しを命じられるファンタジー。平穏に任期を終え故郷に帰りたいがためにヴァシルに協力するリディエと、思惑に反するその行動に目を付けるスキュイラ。それを起因として国を揺るがす動乱へと繋がり、運命が大きく変わってゆくがリディエが紆
ぱらい @yopparai_chmist 激務になって余裕が無くなると、ホント不思議なんだが本が読めなくなるんだよね。視野が狭くなり、期限に迫られ余裕が無くなり、単純で頭のメモリを使わない娯楽しか享受出来なくなる。私は読者好きだが、読者ってのはある程度心の余裕があり、好奇心が羽ばたける状態でないと楽しめない贅沢品なのかも 2021-11-19 23:16:50 ぱらい @yopparai_chmist 最近はすごく忙しいのだが、ずーっと余暇はお笑い動画を見てるもんね。かもめんたるとサンドウィッチマンが好き。博多華丸・大吉も間違い無いね。でも、ホントに本が読めない。10ページくらい読むと心がざわついて閉じてしまう。これは良くない。早く諸々片付けて落ち着いて本を読める状態になりたいな 2021-11-19 23:24:41
三島由紀夫『金閣寺』『豊饒の海』 谷崎潤一郎『細雪』『鍵』 川端康成『山の音』『眠れる美女』 坂口安吾『堕落論』 梅崎春生『幻化』 武田泰淳『ひかりごけ』『富士』 佐多稲子『樹影』 安部公房『壁』『砂の女』『箱男』『密会』 大江健三郎『性的人間』『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』『懐かしい年への手紙』『さようなら、私の本よ!』『美しいアナベル・リィ』『水死』 中上健次『千年の愉楽』『日輪の翼』 開高健『輝ける闇』 高橋和巳『邪宗門』 大西巨人『神聖喜劇』 安岡章太郎『ガラスの靴・悪い仲間 』 小島信夫『うるわしき日々』『残光』 庄野潤三『プールサイド小景・静物』 津島佑子『火の山―山猿記』『ヤマネコ・ドーム』 稲葉真弓『半島へ』 古井由吉『杳子・妻隠』『槿』『白暗淵』 後藤明生『挟み撃ち』『壁の中』 黒井千次『群棲』 藤枝静男『田紳有楽・空気頭』『悲しいだけ・欣求浄土』 倉橋由美子
💙꧁𝕋𝕒𝕞𝕚𝕜𝕚𝕝𝕚꧂❤️ @tamiki 断捨離推奨する人たちは、「一年読まなかった本はこれから先も読みません」というけど、読むんだよね、買ってから4年後とか普通にある。 2021-09-18 22:15:51
はじめに かつて、ウサギ跳びで筋力トレーニングしていた時代がありました。 (アニメ『巨人の星』より引用) (アニメ『アタックNo.1』より引用) (アニメ『ヒーリングっどプリキュア』より引用) 私も小学校のころ、ウサギ跳びをやっていました。 運動負荷が高く、かなりの効果を得ている実感がありました。 また、実際、運動能力もアップしました。 しかし、アスリートの動きの研究をしている関西大学教授の小田伸午氏によると、「ウサギ跳びはトレーニング効果が無い」そうです。 ウサギ跳び(ウサギとび)は、<略>1980年代以降はトレーニング効果が無く故障のリスクが高いと周知されて廃れた(出典:小田伸午「ウサギ跳び信仰とは何だったのか」『スポーツゴジラ』第2013-11-05号、スポーツネットワークジャパン、 12-14頁。 )。(Wikipediaより引用(太字引用者) ) 「トレーニング効果が無い」と「故
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