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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で苦境に陥っている音楽業界を支援するため、愛知県は2021年4月から1年間、コンサートの主催団体を対象に、同県常滑市の県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」の会場利用料を全額、県負担とする方針を固めた。利用は1業者につき1回限り。コロナ対策で会場利用料を都道府県が全額負担するのは全国で初めてとみられる。 関係者によると、プロのミュージシャンらのコンサートの主催団体が対象。ホール利用料に加えミュージシャンの控室として利用される会議室や光熱費など経費すべてを県が負担する。コンサートは準備などを含め、会場を三〜四日借り切って開催するケースが多い。七千五百人程度を...
東京オリンピック・パラリンピックが延期された影響で、メディアの拠点として使われる東京ビッグサイトの利用が大幅に制限され、展示会場などとして使えなくなっていることを受けて、約570の企業や団体が、仮設の展示場の建設を都に要望しました。 大会は1年延期されたものの、施設の約半分を占める「東展示場」は、放送用の設備を設置したままにしておくため、大会が終わった後の来年秋まで使うことができません。 これについて、これまで展示会に出展してきた企業や団体など572社は、このほど、都に対して、賛同する約2800人の署名と合わせて、代わりの施設として仮設の展示場を建設するよう要望しました。 要望の発起人となった企業によりますと、展示会の中止や縮小を余儀なくされ、延べ5万社に売り上げの減少などの影響が出るとしています。 発起人の副代表で、見本市の主催会社の石積忠夫名誉会長は「展示会への出展は、全国に販売網を持
東京大会の期日が決定し、東京ビッグサイトは来年11月までは、多くのスペースが展示会場として使えなくなる可能性があるといいます。そこで開かれる商談会やイベントに出展予定だった中小企業からは影響を心配する声が聞かれました。 その1つ、新潟県燕市にある、従業員30人の金属加工メーカー「中野科学」は、大手メーカーの半導体の製造装置などに使われる部品を製造していますが、自社の努力だけでは大々的に新商品を宣伝できないため、東京ビッグサイトで開かれる大規模な展示会が重要な商談の場となってきました。 ところが、新型コロナウイルスの影響で、ことしの展示会が延期されたうえ、来年の展示会も、東京大会の延期で開けなくなれば営業面で大きな打撃を受けるということです。 中野信男社長は「営業の機能が弱い中小企業にとっては、新型コロナウイルスによる景気の悪化に加えて、さらに展示会という営業の機会を失うことでダブルパンチを
世界に開かれた中部地方の玄関口である中部国際空港島(常滑市)に、新たなビジネスや文化の交流拠点として三十日誕生した県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」。開業の記念式典で国内外の関係者が祝い、先進性を生かしたさまざまな催しが開かれた。
中部国際空港島(常滑市)に建設中の県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」が八月末に開業するのを前に、運営を担う特別目的会社「愛知国際会議展示場」に施設を引き渡すセレモニーが十七日、県公館であった。開業まで二カ月半となり、大村秀章知事から鍵を模したオブジェを受け取ったモルガン・ショドゥレール社長(46)は「世界一を目指します」と意気込みを語った。 引き渡しセレモニーで大村知事は「建設発表から三年という短い期間でスピード感を持って進めてきた。新たな交流やビジネスマッチングが生み出される拠点になることを期待しており、日本の展示場ビジネスの新しいモデルをつくってほしい」とあいさつした。 ショドゥレール社長は、同社の母体となっているイベント運営業の世界大手、GLイベンツ社(フランス)の海外ネットワークを活用したイベント招致に取り組む考えを示し「愛知県や東海地方の盛り上がりに貢献できるよう頑張りたい
愛知国際展示場「Aichi Sky Expo」のオープンを記念した「AICHI IMPACT! 2019」では,2日間にわたって大規模eスポーツイベントを実施 編集部:松本隆一 2019年8月30日〜9月1日,愛知県国際展示場(愛称は「Aichi Sky Expo」)のオープンを記念したイベント,「AICHI IMPACT! 2019」が開催される。 中部国際空港に隣接する愛知国際展示場は,日本第4位となる展示面積6万平方mの大規模施設で,2014年の発表以来,愛知県によって建設が進められてきた。総工費は約350億円という。 そのオープニングイベントなのだから,それなりに堅い雰囲気のものになるのかと思いきや,「AICHI IMPACT! 2019」で大胆にフィーチャーされているのは,なんとeスポーツだ。 「AICHI IMPACT! 2019」公式サイト 初日はKPOPアーティストが一同に
中部国際空港(セントレア)から徒歩5分に位置し、セントレア島で国際的な交流拠点をめざす愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」は、2019年8月30日(金)の開業が決定しました。 8月30日(金)には開業式典、8月31日(土)と9月1日(日)には、オープニングイベントとして、アジア競技大会でも取り上げられている「エレクトロニック・スポー ツ(eスポーツ)」を中心としたイベントが開催される予定です。 日本初の空港直結型で、日本唯一の常設保税展示場の愛知県国際展示場は、展示面積が6万平方メートル、多目的利用地約4万平方メートルで、会議室は18室用意されます。また、展示場として運営にあたり初めてコンセッション方式を採用しています。
県は四日、自律型ロボットの技術を競うアジア太平洋地域の国際大会「ロボカップアジアパシフィック大会」を、常滑市の中部国際空港島にできる県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」で二〇二〇年十月に開催すると発表した。同月には政府が初開催するロボット技術の国際大会「ワールドロボットサミット」も同展示場で開かれ、二つのロボット国際大会が同時開催されることになる。 ロボカップは、人工知能(AI)が制御するロボット研究の進化を目的にした学生の競技大会。ロボットを使ったサッカーや、災害現場を想定したレスキュー活動、家庭や倉庫での作業などで技術力を競う。世界大会は一九九七年に名古屋市で初開催され、一七年にも二十年ぶりに名古屋開催された。競技者のすそ野を広げるのを目的に、アジアパシフィック大会も一七年から毎年開催されることになった。 県は昨年九月に招致委員会を設立、県内開催を提案。昨年末に開催地を審査する同大
名古屋市観光文化交流局は11日、BTO(建設・譲渡・運営)方式を導入する「名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業」の総合評価一般競争入札を実施した結果、竹中工務店グループを落札者に決めた。代表企業は竹中工務店、構成員は日本管財、協力企業は久米設計。落札金額は318億0863万9514円(税別)。参加は同グループのみだった。2019年1月に基本協定、3月に事業契約を締結する予定。 港区にある国際展示場「ポートメッセなごや」の現第1展示館(S造平屋建て1万5504㎡)を解体・撤去し、あおなみ線金城ふ頭駅の近接地に移転新築する。 提案によると、新施設の規模は3階建て延べ3万9928㎡。展示室面積2万0045㎡、建築面積3万1532㎡。可動式間仕切りで分割可能な2万㎡の無柱空間の展示場で、観客1万5000人のコンサートなどに対応できる。大梁下高さは20mを確保する。 設計・建設期間は19年4月から
名古屋市が老朽化に伴い移転新築する国際展示場「ポートメッセなごや」(港区金城ふ頭)の第1展示館整備の競争入札で、竹中工務店のグループによる事業提案が落札した。新展示館は、現在のメッセの隣接地に建て、面積は現第1展示館の1・4倍となる約2万平方メートル。展示会や見本市のほか、コンサートやスポーツも開催できる。利用開始は2022年10月の予定。26年開催のアジア競技大会の競技会場としても検討されている。 市によると、柱のない展示室で広さ2万平方メートルは国内最大級。可動式の間仕切りで分割利用もできる。移動式観覧席5800席を備え、観客1万5千人のコンサートが可能。天井が高く、バレーボールやバスケットボールの試合もできる。 落札金額は318億円。 (中日新聞)
名古屋市内で大規模な展示場の新設を目指していた河村たかし市長は、断念することを明らかにした。既存施設の拡張を求める有識者会議の提言を受け入れ、名古屋港金城ふ頭(港区)の市国際展示場を約2倍に拡張する。 市の展示場のあり方を検討してきた有識者会議はこの日、リニア中央新幹線が開業予定の2027年をめどに、市国際展示場の展示面積を現在の3万4千平方メートルから8万平方メートルに広げる提言を取りまとめた。河村市長は記者団に「『他でも』といろいろ言っていたけど、それでええ。まずは金城ふ頭を整備し、産業の人たちに国際競争力をつけてもらわないかん」と述べ、提言の受け入れを表明した。 河村市長は「東京ビッグサイトと勝負できる大規模展示場」の建設が持論で、当初は名古屋港空見ふ頭(港区)に新設する計画だったが、愛知県の大村秀章知事の同意を得られず、今年2月に断念した。その後も新たな候補地を探すとしていたが、有
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