JR西日本と神戸市などは23日、2029年度に開業を予定する三ノ宮駅新ビルについて、来月に準備工事、24年春にも本体工事に着手すると発表した。23年中は建設予定地の既存施設を撤去し、仮囲いの設置や通路の切り替えを行う。神戸の玄関口となる新ビルの工事が、本格的に動き出す。 同社によると、今年6月に駅南側に複数の仮囲いを新設し、三宮センター交番東側の階段を閉鎖。7月に同交番を駅北側の仮交番に移転させる。 9月にはポートライナー三宮駅南側とロータリーを結ぶ仮設階段、11月には駅南側を東西に走る中央幹線北側の歩道と階段をそれぞれ閉鎖する。 24年以降は新駅ビルの本体工事に加え、新たな歩行者デッキ整備が始まる。資機材を置き、工事車両が出入りする施工ヤードを設けるため、23年12月末から29年度まで中央幹線の三宮交差点から東側約100メートルの車道を狭め、車線を規制。駅南側のロータリーを閉鎖する。 新
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