WBC2023では投手コーチとして世界一。ロッテでは指揮官としてチームをAクラスへ。ダルビッシュ有、大谷翔平、佐々木朗希らと共闘した球界きっての名伯楽が実践する「傾聴法」とは? 対話重視、教えないコーチング等の独自の理論に磨きをかけチームと向き合うプロ野球の新たな監督像。異端の理論派が実践する育成術。本心を引き出す武器は「平常心」 吉井理人著『聴く監督』から、一部抜粋して公開します。今回は2023年のシーズンを終え、すぐに着手した選手起用の大幅な見直しとその狙いについて、さらにそれらの背景にある吉井監督の思いについてです。 CSを含めすべての試合を終えた後、アナリストにシーズン総括のデータをまとめてもらい、最後の振り返りをした。 改めて確認できたのは、先発投手、リリーフ投手、走塁ではプラス評価が出ているものの、打撃面、守備面でマイナス評価になっていた。チーム戦力にそう大きな変化はないので、
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