アートコーポレーションのグループ会社で保育園運営事業を手がけるアートチャイルドケア(大阪府大東市)は、「睡眠と生活リズム改善プロジェクト(PJ)」を実施する。同社が全国展開する保育園の園児を対象に、 睡眠を中心とした生活の実態を調査。問題があると思われる場合は、そのレベルに応じた指導を通じて生活リズムの改善を行い、園児の健やかな成長につなげる。調査は11月中旬をメドに第1回目を行い、今後年1回のペースで3年間継続する予定。 同PJは、兵庫県リハビリテーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」の三池輝久センター長と同志社大学・赤ちゃん学研究センターの小西行郎教授のグループと共同で実施。園児の保護者に2週間、睡眠や食事の状況などをチェックシートに記入してもらい、1日の生活リズムの実態と課題を把握する。 調査結果の分析は、三池氏らが行い、課題が判明した場合は、「注意レベル」と「個別指導が