『アルト』というと、ここ最近は愛嬌あるキャラで燃費志向のイメージがすっかり定着していたが、8代目にはターボエンジンを搭載したモデルが2世代ぶりに復活し、「ワークス再来か?!」と興奮気味の輩も少なくない。 しかし、今回はワークスという名を受け継いだワケではなく、「ターボRS」というネーミングに変更された。『スイフトスポーツ』の走りが時間を経て洗練されていったように、アルトのターボRSはワークス的な“かっ飛び系”ではなく、日常的なシーンから本格的なスポーツドライビングまで気持ちよく対話できるスポーツモデルとして生まれ変わっているのだ。 660ccの吸気VVTターボエンジンに組み合わされるのは、2ペダルで操作ができるシングルクラッチ式のトランスミッション「5速オートギアシフト(AGS)」。変速はクルマ側が自動で行ってくれるが、走り好きはMTライクに手動変速をしてスポーティなドライビングを満喫でき
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