星海社ウェブサイト『最前線』において6月中旬の開始を予定している大塚英志氏の新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』の公開に先駆けまして、大塚氏から緊急寄稿がありましたので急ぎ僕のブログを通じて公開いたします。タイトルは「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」。 先日発表されたKADOKAWA・DWANGOの誕生が放つ巨大な重力から逃れて生きることは、ライトノベル、漫画、アニメ、ゲーム、ネットなどのただ中で生きている僕たちにとってはほぼ不可能な状況になることでしょう。だからこそ、僕たちはたった今、個人個人が真剣にこのKADOKAWA・DWANGOの合併劇について考えるべきなのではないでしょうか。そういった意味で、この緊急寄稿は必読のテキストであると考えます。 また、新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』では、「メディアミックス」の誕生の原点とされる80年代史と角川源義、
第2期 第3話となった昨日の「けいおん」は、「ドラマー」という回。 簡単なあらすじは、りっちゃんが「ドラマー」が日陰のポジションなんじゃないかと悩み、他の楽器に挑戦してみるものの、やっぱりドラムが最高ということでバンドの結束が高まるというもの。ありがちな話でもある…… のだが、結局りっちゃんがドラマーである自分に目覚めるきっかけとして登場するのが、ザ・フーのDVD。りっちゃんはキース・ムーンの大ファンらしい。となると、ロック・リスナーとしては、そのDVDが何だったのかが無性に気になる。ということで、ザ・フーの映像を御紹介。どれもDVDを是非。 まず、その破格の内容と充実ぶりで、昨年驚きを持って迎えられたのが『アメイジング・ジャーニー』。ここにトレーラーがあった。 http://www.youtube.com/watch?v=1HIUv8Rz3uA お次は有名な1970年のワイト島の模様を収
アニメ『機動戦士ガンダム』の監督として知られる富野由悠季氏が7月7日、東京・有楽町の日本外国特派員協会に登場し、講演を行った。『機動戦士ガンダム』の放送30周年を機に招かれたもので、50人ほどの記者や一般参加者を前に、自らの半生や映画哲学などについて語った。 率直な語り口が特徴的な富野氏。今回もしばしばヒートアップしながら、30分ほどの講演と1時間ほどの質疑応答が行われた。前編では講演の内容を詳しくお伝えする。 50~60年前、僕が子どもの時代(富野氏は67歳)には、漫画と言われているものは基本的にゴミ箱に毎日捨てられるようなものでした。また、アニメではなく漫画映画と言われているような特別なもの、ディズニーの長編漫画映画に代表されるようなものしかありませんでした。 それでも、長編漫画映画としてのディズニー作品だけは特別でした。僕が小学校の時代に学校のクラス単位で映画を見る時間があって、その
Ask John 日本製の恋愛ゲーが米国では売られないのはなぜ Why Aren't Japanese Dating Sim Games Popular in America? 2004年6月11日 質問: 18禁であるなしにかかわらず恋愛ゲーが日本のおたくの間では非常に人気があると耳にしました。各登場人物の振る舞いが変化していくところや人間関係の描写に感じる不思議なリアリズムに惹かれ、ただのゲームという以上のものに感じ出すようです。RPGゲームに夢中になるのと似ているようですが、ここ米国ではというと18禁美少女ゲーを除けば恋愛ゲーは売られていないか人気がないようです。日本の恋愛ゲーはどうして米国ではうけないのでしょうか。 回答: 私も確信は持てないのですが、どうして日本では恋愛シミュレーションものが人気があるのかというと、それは日本文化ならではの特性ゆえではないかと考えてい
質問: 以下の問いはAskJohnの日本語版訳者を経由して私のもとに届いたものです。 「ファンサブは今後も続くのでしょうか」を日本語訳で読みました。自分は石川県に暮らしていますが、最新の番組のうちここで実際に放映されるのは5%にも達しないうえに深夜枠で放映されるものは一本もありません。どうしても観たいとなるとDVDを買うなりレンタルするなり、でなければ有料チャンネルに加入するしかありません。 米国のANIMEファンは興味のある番組をお金も払わないでお試し視聴するのが当然の権利だと思いこんでいるようですが、これは変ではないでしょうか。こんなにお手軽には最新作を観られないような地域に住んでいるひとが日本には大勢います(それにANIMEのDVDは日本のほうが倍の値段です)。ファンサブは今後も続いていくという回答者さまの予想は正しいとしても、その行為が正しいこととは言えないはずです。黙認と権
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