以下順を追って説明します。 HelloRequest 相手にClientHelloを送信するよう促すメッセージです。送信しなくても構いません。 ClientHello ServerHello ClientHelloとServerHelloは、TLSのひとつめの肝です。後ほど説明します。 ServerCertificate サーバ証明書を送信します。中間CA証明書なども、ここで送ります。 ServerKeyExchange 鍵交換メッセージその1です。鍵交換はTLSのふたつめの肝で、これも後ほど説明します。 CertificateRequest クライアント証明書を送信するように促すメッセージです。クライアント証明書が必要な場合に送信します。何そのクライアント証明書って?と思った方は読み飛ばして構いません。 ServerHelloDone サーバからの送信終了を示すエンドマークです。 Cli
はじめに SPDY(スピーディと読みます)は、GoogleがWebの表示を高速化するために開発した、新しいプロトコルです。新しいと言っても、今後普及が見込まれるような新技術ではなく、既に実用化され多くの方が日常的に利用しています。 現在ChromeやFirefox、Operaのブラウザを使われている方は、Googleのサービスやtwitterにアクセスしていると、実は全く気付かないうちに、このプロトコルを利用しています。 SPDYは2010年6月にリリースされたChromeのバージョン6安定版からデフォルトで有効になっており、Chrome利用者はこの新技術を3年以上も利用していることになります。 一般のユーザはSPDYを使っているかどうか、どうしたらわかるのでしょうか? Chromeでは、"SPDY Indicator"という便利な拡張機能を提供しています。また同種のツールは、Firefo
(この記事は古いため、HTTP2.0と表記していますが、正しくはHTTP/2です) (HTTP ConnectメソッドのALPNヘッダは「ALPN HTTP Headerとは」) TLS-NPN(Next Protocol Negotiation) SPDYはHTTPSと同一ポートで接続を受け付けるため、SPDYの通信を開始する前にどちらのプロトコルで通信するか決める必要がある。その方法としてTLS-NPNを用いる。これは、SSLハンドシェイク時に使用するプロトコルのネゴシエーションも同時に行なってしまう方法である。TLS-NPNはGoogleによって仕様が策定されている(仕様URL)。 TLS-ALPN(Application Layer Protocol Negotiation) HTTP2.0においても、このSSLハンドシェイク時にネゴシエーションをすることが検討されている。もともと
先週、httpvshttps.com というウェブサイトが公開されました。このウェブサイトでは、HTTP と HTTPS を用いてアクセスした場合のウェブページのダウンロード完了までにかかる時間の比較ができるのですが、多くの環境で HTTPS の方が HTTP よりも高速なことに驚きの声が上がっていました。 HTTP が TCP 上で平文を送受信するのに対し、HTTPS は TCP 上で TLS (SSL) という暗号化技術を用いて通信を行います。ならば、TLS のオーバーヘッドのぶん HTTPS のほうが遅いはずだ、という予測に反する結果になったのですから、驚くのも無理はありません。 実は、この結果にはからくりがありました。 Google Chrome、Mozilla Firefox、最近のSafari注1は、Google が開発した通信プロトコル「SPDY」に対応しており、HTTPS
Googleと言えば,検索サービス会社である。収益も大半を検索関連広告に頼っている。 だが,Googleが凄いのは,単なる検索会社でないからだとも聞かされる。確かに,検索以外のサービスを相次いで提供してきている。Google自身も,検索事業だけに依存していると成長鈍化が意外と早く訪れかねないことを懸念している。それだからこそ,非検索サービスに注力しているのだが・・・。 でも現実は,Googleの非検索サービスの多くが,“まだまだ”の状況のようだ。Hitwiseの測定によると,Googleサイトに訪れるトラフィックの大半が検索サービスページで,非検索サービスページのトラフィックは期待するほど高くはないのだ。下図は,トラフィックの多い上位20位のGoogleドメインサービス名である。5月13日のデータである。 (ソース:Hitwise) Googleサイトのトラフィックの約80%がGoogle
IEの右クリックメニュー(コンテキストメニュー)は、レジストリの項目によって定義できます。オリジナルメニューを追加したい場合には、対応するレジストリエントリーを追加するだけです。 ちょー有名な技ですので。わざわざ説明することでもないのですが、投稿ページを作っている建前上、一応こんなページを作っておきます。 このページに書かれているようなことは、Microsoft Power Toysの説明ページ(日本語版)やうりゅさんちのサポート掲示板などからも入手可能です。 メニューのレジストリはHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\MenuExtにあります。 レジストリエディタなどで実際に確認してみた方が分かりやすいと思いますが、ここの直下のサブキー名が表示されるメニューそのものになっています。 (例) HKEY_CURR
YUI Library Controls/Widgets: AutoComplete Button Calendar Charts [experimental] Color Picker Container (including Module, Overlay, Panel, Tooltip, Dialog, SimpleDialog) DataTable ImageCropper Layout Manager Menu Rich Text Editor Slider TabView TreeView Uploader [experimental] YUI Library CSS Tools: CSS Reset (neutralizes browser CSS styles) CSS Base (applies consistent style foundation for c
楽天担当になって1~2年後、突如楽天アフィリエイトなるものが導入された。 いつものごとく通達だけ。店舗側の意思関係なし。 私はよく分からんかったけど、当時の経理担当が激怒した。 こんなものは認められない!! なんでかっていうと、下記の理由からだ。 ・同意も得ず勝手に始める事、全店舗強制な事 ・どのサイトからのクリックで、何を買ったのかわからない事 (管理画面に売れた金額だけが日々表示されます) 抗議すると、「では、退店されるしかないですね」みたいな事をほのめかしてくる。 それができないのを分かっていて。 経理担当も社長に説得されてしぶしぶ引き下がった。 で、日々表示されるその金額に該当する商品がその日の売上商品にないの。 何を買ったんだ!?と思ったら、 アフィリエイターさんが貼ってくださったうちの店のバナーをクリックして、 他店で買ってもその分の請求が来てしまうという仕組みだった。 しかも
今日は梅田さんの「ウェブ進化論」の出版記念イベントがあったそうですが、 関係ないですが、少し前の話なんですけど、キムタクがラジオで、 キムタク:「メールの文字は全部太字が基本」 って言ってたんです。 同じ「IT」を使っていながら、かたやWebが進化しようとしている様を肌で体感し、ブログだとかmixiだとかfeedだとかなんとか2.0だとかいって、毎日のように新しいアイディアやサービスや分析を披露しあっているエリートたちがいて、かたやそのすぐ隣には、髪をかきあげながら「メールの文字は全部太字が基本でしょ?」と言ってのけ、しかし携帯でメールを打つ速度は異常に早いイケメンたちがいる。 その断層のあまりの深さに、めまいがします。また、どっちの方がいい、というわけでもないというところが、めまいに拍車をかけます。 そして、それだけ高低差があるからこそ、このITの業界には、まだまだ未知の可能性が残されて
2005年12月31日00:15 カテゴリMediaBlogosphere 免許?誰が出すんだそんなもん? ここに「文系」の傲慢を透見してしまうのは私の被害妄想的錯覚なのだろうか? 踊る新聞屋-。: IT企業の非公共性が中国的ネット社会をもたらす可能性はないか、というメモ-googlezon、最良の、そして最悪の時代 さて、すべてのネットユーザーはそろそろ、サイバー社会の公共性を考える時期に来ている。 ガ島通信 - ネットメディアは無免許運転の暴走車なのかもしれないそれはメディアのパワーと危険性をある程度理解している私には伝わりますが、果たしてネットメディアにかかわる人たちやエンジニアには伝わるのか、疑問があります。「文系」の「理系に対する」というより、"Suits"の"Geeksに対する"と言ってもいいかも知れない。 要は「おまえらは公共の何たるかを知らないのだから、おれ達に従え」という
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