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ブックマーク / somethingorange.net (10)

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    煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア) 作者: 多崎礼,山ヤマト出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/07メディア: 新書購入: 12人 クリック: 130回この商品を含むブログ (96件) を見る 十八諸島の世界を巡り、各地で物語を集めては、ほかの土地へと伝え歩く、それが語り部。そしてその語り部が、夜を徹して語りつづけるのが煌夜祭だ。 しかし、その年、その島の煌夜祭に集まった語り部はわずかふたりだけだった。小夜啼鳥と頭蓋骨の仮面に顔を隠したふたりの語り部は、たがいに知るかぎりの話を語りはじめるのだが――。 第二回C★NOVELS大賞受賞作。新人賞の受賞作はあたりはずれが大きいが、この作品はよくできていると思う。 ひとつの物語のなかに入れ子細工のようにべつの物語を嵌め込む枠物語の形式が採用されていて、これが絶妙な効果をあげている。 ふたりの語り部が交互に物語を語っていくな

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    umikawauso
    umikawauso 2006/11/29
    「よく考えられた構成だし、巧みな作劇だといえる。」
  • https://somethingorange.net/entries/2005/06/07

    umikawauso
    umikawauso 2006/11/24
    「梗概だけ取り出せば恐ろしく凡庸だが、じっさいに読んでみると予想よりはるかにおもしろい。」
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    レインツリーの国 作者: 有川浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/28メディア: 単行購入: 2人 クリック: 93回この商品を含むブログ (226件) を見る あなたを想う。 心が揺れる。 でも、会うことはできません。 ごめんなさい。 サラリーマン3年生の向坂伸行は、ある日、むかし読んで衝撃を受けた小説*1の感想を求めてひとつのサイトにたどり着く。 「レインツリーの国」と題されたそのサイトでは、向坂の読んだ作品について真摯な感想が記されていた。 その文面に熱い共感を憶えたかれは、気づくと一通のメールを送っていた。それが過酷な恋の始まりを告げることになるとも知らずに――。 有川浩の新刊は、同時期に発売された「図書館内乱」の作中作にあたる恋愛小説。今回、お得意のSF要素は一切ない。作者自身の言葉を借りるなら、「真っ向勝負で飛び道具なし」の恋愛ものである。 あとがきを読めば

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    umikawauso
    umikawauso 2006/11/21
    「向坂とかれの相手となる女性は、時に互いの心を深く傷つけ、血まみれになりながらも言葉を紡ぐことをやめない。」
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    騙し絵の檻 (創元推理文庫) 作者: ジルマゴーン,Jill McGown,中村有希出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2000/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (24件) を見る 「普通とは逆の順番だ」ホルトは言った。「最初が地獄。次が四週間の煉獄。そして今日が、人生最初の日だ」 一冊のを読み終えて、これぞ傑作だと膝を打つことはめったにない。そして、じっさいにを読まないうちから、きっと傑作だろうと確信できることはもっと少ない。 書はそのかず少ない作品のひとつである。というのも、解説の法月綸太郎がものすごい勢いで褒めているので、読む前から傑作に違いないと思わされてしまうのだ。 法月は作家として活躍する傍ら、いろいろなの解説をひきうけているが、こんなに熱烈な賛辞で埋め尽くしている例は見た記憶がない。 で、これはどんなにすごい作品なのだろうと

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    umikawauso
    umikawauso 2006/11/15
    「それはどこか夢物語のような、理想的なスローライフの姿だ。」
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    umikawauso 2006/11/09
    「こんなに伏線をはりまくって本当にたった1冊で回収できるのか、お兄さんは心配です。」
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    umikawauso 2006/11/03
    「SFではじめてラブコメで落とすこのスマートさはもはや円熟の境地。」
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    わたしたちの田村くん〈2〉 (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 64回この商品を含むブログ (217件) を見る 読了。 時はこのを読む前にさかのぼる(以下過去色)。 「わたしたちの田村くん」第1巻を読みあげた僕は、第2巻を読むべきかどうか迷っていた。第1巻の出来は微妙なのだが、とにかく続きが気になる展開なのだ。そんなとき、好都合にも「BAD TRIP」に続刊の感想がアップされていた。 結局、前にも書いたけど、この物語は1巻前半の松澤さんの話で充分完結してるんですよ。だから、今回のこの結果も当然予想通りだったんだけど、それゆえにそこに至るまでの過程が長く感じられて、何ともいやーんな気分になった。しかもこれ、一人称小説だしなぁ。二人の女性の間で揺れ動く田村くんの男心がモードとかで語られ

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    umikawauso
    umikawauso 2006/11/01
    「作中でさんざん自己嫌悪に陥るんだけど、あたりまえだ。」
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    umikawauso 2006/10/04
    [郁雄/吉武][クイッ]「仮想現実SFの系譜につらなる一作」
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    umikawauso
    umikawauso 2006/10/02
    「やっぱりタズサはこのくらい冷酷非情じゃないと。」
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