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2006年11月16日のブックマーク (16件)

  • 2006-11-11

    円環少女 (4) よるべなき鉄槌 (角川スニーカー文庫) 作者: 長谷敏司,深遊出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/10/31メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (88件) を見る「まだまるみを帯びていないむき出しの肩」,「脇からワンピースの生地の奥へ落ちてゆく素直な体の線」.相変わらずふるってるなぁ. この巻あたりから徐々に重くなっていくのかな.ぼんやり明かされた仁の過去,メイゼルのそれも片鱗が見えて,と.前向きさを失わないメイゼルと救いが用意されているのかもわからないエレオノールの対比.様々な技巧が凝らされたバトル.平和な日常(メイゼル先生ハァハァ).そして委員長.なんか順番が前後してるけど,とにかくネタが多いだけでなく密度があった.一冊のライトノベルでここまでネタを凝縮しているシリーズはそうそう無いと思う.ラノベにはない読み応えがあった.

    2006-11-11
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「物語の行き着く先は既にほぼ決まっているだけに,読みながらどこか落ち着かない気分にもなった.」
  • http://d.hatena.ne.jp/funa-1g/20061110

    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「「――」「/」「=」及び体言止めを多用することによる人工的な香りのする、視覚的/直感的な文体。硬質とか通り越して、普通に理解できないロボットに触れているかのよう。」
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「ウフコックが弱々しく幼い感じがテラカワユス。」
  • 2006-11-09

    マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (302件) を見る 『SFマガジン』のインタビューによれば冲方丁が失踪して、嫁さんが心配して編集部に泣きならがら「なんでこんな仕事させるんですか!」って言ったり、ゴールデンウィークの新幹線のトイレを占領して書き上げたとかいう過程を経て書き上げた怪作らしい。 同インタビューでは大森望が「『スターウォーズ』で言うところのエピソード1・2・3」とか「ジェームス・エルロイが書いた『X-MEN』」などと評していました。冲方丁人は当初『バジリスク』を目指していたらしいのですが。 暇ができ次第読むことにします。 追記 今1/4くらい。最初はやたら「――」の連続で記憶を分断して連想させることでイメージさせよ

    2006-11-09
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「冲方丁本人は当初『バジリスク』を目指していたらしいのですが。」
  • http://d.hatena.ne.jp/ds44/20061108/p1

    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「切り詰められた情報・感情・台詞の断片が並ぶ、硬質で乾いた手触りの文章スタイル。」
  • マルドゥック・ヴェロシティ 1 - まあいいか。

    Title : マルドゥック・ヴェロシティ 1 Author : 冲方丁 / Illust : 寺田克也 ISBN:4150308691 / ハヤカワ文庫 待ちに待った『マルドゥック』シリーズの続編。 前作『マルドゥック・スクランブル』の過去に当たる内容で、ウフコックと、彼の最初のパートナーであるボイルド、さらにその仲間達のお話。軍の研究施設から独立し、その力を犯罪の証人を保護する組織で、己の有用性と存在の証を立てる...と言う展開です。 待っただけあって、期待を裏切らない出来で面白かったです。 登場人物達の背負った過去の重さから、全体的に暗い雰囲気が抜けませんが、その中で己の力を役立てられる事に喜ぶ面々の姿が楽しいけど、どこか切なさも感じてしまうのが良い感じ。 先の事を考えると、決して幸せな未来は待っていない。ボイルドとウフコックは別れる訳だし...。訳アリで改造を受け、並みの人間を凌駕

    マルドゥック・ヴェロシティ 1 - まあいいか。
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「全体的に暗い雰囲気が抜けませんが、その中で己の力を役立てられる事に喜ぶ面々の姿が楽しいけど、どこか切なさも感じてしまうのが良い感じ。」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かししてを読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…

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    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「定石どおりというのも大事だなあ、と思った。」
  • 2006-11-14

    2006年11月14日。 色々と書き出しとか考えてやってきましたがこの書き方に落ち着きそうですね。 具体的には日付→軽い日記風→読書中のについて→完読したについて→ゲームについて、と。 ・読書中の 黒狼の騎士―タザリア王国物語〈2〉 (電撃文庫) 作者: スズキヒサシ,あづみ冬留出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2006/11/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (35件) を見るタザリア王国戦記2を読み始めました。今回の話は近衛隊長フツとジグリットの間に起きた、ジグリットとジューヌ皇子との入れ替わり疑惑の発足と、冬将の騎士ファン・ダルタの悩みに関して。それぞれが偶然とジグリットの行動により解決されていくという感じになっていますね。まだ全体の3分の2程度しか読んでいませんが、現在読んでいる辺りから国境の向こうの国、西のゲルシュ

    2006-11-14
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「2時間くらいの青春映画を見るような感覚で読了感に浸れるのではないでしょうか。」
  • 壁井ユカコ「鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)」 - 悲しい目をしたマユゲ犬2.0

    読了。以下つらつらと感想でも。ネタバレは書きません。 ASIN:4840236054 最初のエピソードからいきなり結構ヘヴィで(あまり似てないけど、ふとダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」を思い出した)相変わらず痛セツナイ物語が続くのかと思いきや、以降はそれほどではありませんでした。いやまあ、比較ですが。 帯の文からしてメタな作品なのかと思いきやそうでもなく、おかしなホテルに住む奇人変人たちの夫々のエピソードが綴られています。それは過去の心の傷だったり、実際の体の傷だったり、すれ違いだったり、歪んでしまった心だったり。必死に生きることで何かが報われるかもしれないし、報われないかもしれない、そんな人々と世界。この物語は例えフィクションであっても、質的なところを抽出するとそれは現実に限りなく近い、歪な世界に見えてきます。そんな世界において自分を守る手段は基的に2つ。自らと世界の関係

    壁井ユカコ「鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)」 - 悲しい目をしたマユゲ犬2.0
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「例えフィクションであっても、本質的なところを抽出するとそれは現実に限りなく近い、歪な世界に見えてきます。」
  • 『カオス レギオン03 夢幻彷徨編』 - カラッポ。nothing

    『カオスレギオン03 夢幻彷徨編』冲方丁/富士見ファンタジア文庫/富士見書房 ISBN:4829116188 うわ、すげ。 という単純な感嘆詞がまず出てきちゃったんだけど、凄いね素直に。 何が凄いと感じたかって、このストーリーを書き切れたことが凄い。 主人公ジークだけでなくその他登場人物の殆どが、主観的に感じる時間や記憶を失ってしまっているという物語なのに、三人称で書ききっている。 いや、一人称の視点切り替えだけでは、その時間感覚の喪失や記憶のすり替えなんかから抜け出すことを書ききれないんだけれども、三人称だと一人称ほどの臨場感が出にくい。 それは当然なことなんですが、その当然が当然として当てはまらない冲方丁。見事に三人称で書ききっている。ほら、一人称が下手に混じりすぎて三人称と言い切れない中途半端な人称で書かれるものってあると思うんですが、そんな事を断じて許さず、三人称のみで恐ろしく鋭利

    『カオス レギオン03 夢幻彷徨編』 - カラッポ。nothing
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「三人称のみで恐ろしく鋭利にこの物語が内包しているテーマというか要素というかを余すことなく提示しきっているんです。」
  • カオス レギオン 03 - まあいいか。

    Title : カオス レギオン 03 夢幻彷徨篇 Author : 冲方丁 / Illust : 結賀さとる ISBN:4829116188 / 富士見ファンタジア文庫 カオスレギオンの既刊最新刊。ようやく追い着いた。 今回は記憶喪失物。目が覚めたら記憶が曖昧で、しかし剣はしっかりと手に握っているジーク。周りには誰も居なくて、自分がそこに居る理由もなかなか思い出せない...。こんな感じスタート。その後、そこに至る過程を描き、最後に解決すると言う流れで話が進んでいきます。 今回もジークの過去が少し明らかになるのですが...過去を知れば知るほど、その凄さが伝わってきます。いや、ホント格好良いわ。後、トールも良かった。巻を追う毎に、良いキャラになってきている気がします。アリスハートと良いコンビだ。前巻のラストに出てきた新たな刺客たちも、この巻から格的に登場。どいつもこいつもブッ飛んだ性格して

    カオス レギオン 03 - まあいいか。
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「どいつもこいつもブッ飛んだ性格してて、面白いです。」
  • カオス レギオン03 夢幻彷徨篇 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    カオス レギオン03 夢幻彷徨篇 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 冲方丁,結賀さとる出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/05メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (47件) を見る ジークを討ち、ノヴィアを手に入れるために三人の刺客を放った聖地シャイオンの新領主、レオニス。しかしレオニスの思惑から外れ、刺客のひとり調香師フロレスは、他のふたりの追っ手、吸血医師アキレスと影法師トールの時間感覚を狂わすと、ひとりでジークの元に先行してしまう。フロレスの操る香りの持つ効果のひとつは忘却。時間の流れを忘却させ、敵と味方の存在を忘却させ、やがては自分が大切なものを忘れつつあることを忘却させる力……。互いに見分けのつかなくなった、ジークとノヴィアは、フロレスの策略のままに殺し合ってしまうのか。 主人公が記憶を喪失するという物語は、ライトノベルに限らず世に多いが、この

    カオス レギオン03 夢幻彷徨篇 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「使い古された手をここまで鮮明に、そして斬新に使いこなせるのは、さすが冲方と言ったところか。」
  • 『カオス レギオン03 夢幻彷徨篇(冲方丁氏/結賀さとる氏)』 - 読書中記

    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「ジークは泰然としていて、ヒロイックサーガの主人公のような存在だったけど、今回は揺れに揺れて、この長い話の中で一番の肝となるシーンのようになってしまう。」
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    umikawauso
    umikawauso 2006/11/16
    「物語の中を縦横無尽に動きまくる。」
  • ■ - Something Orange

    騙し絵の檻 (創元推理文庫) 作者: ジルマゴーン,Jill McGown,中村有希出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2000/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (24件) を見る 「普通とは逆の順番だ」ホルトは言った。「最初が地獄。次が四週間の煉獄。そして今日が、人生最初の日だ」 一冊のを読み終えて、これぞ傑作だと膝を打つことはめったにない。そして、じっさいにを読まないうちから、きっと傑作だろうと確信できることはもっと少ない。 書はそのかず少ない作品のひとつである。というのも、解説の法月綸太郎がものすごい勢いで褒めているので、読む前から傑作に違いないと思わされてしまうのだ。 法月は作家として活躍する傍ら、いろいろなの解説をひきうけているが、こんなに熱烈な賛辞で埋め尽くしている例は見た記憶がない。 で、これはどんなにすごい作品なのだろうと

    ■ - Something Orange
  • 2006-11-06

    詐欺師まがいの機転と演技力を買われ”若き億万長者”を装う羽目になったバニー。 その計画の目的は娘役の少女・リリアンをテロリストどもに誘拐させること…!? 笑えて、ハラハラドキドキ出来て、読後感はすっきり爽やか。クライム・コメディの傑作という噂に違わぬ一品でした。 愉快な登場人物たちとテンポのいい展開が◎。 特に主人公バニーのお調子者っぷりと口八丁で相手を出し抜こうとするキャラクタが素晴らしい。 家族を装って日々を過ごすうちに次第に親愛の情がわいてきて、しまいには娘のために命を賭けるバニー。 これ、ハリウッド映画になってたりしないのかな? 映画版あるならぜひ観たい。 あと、思ったよりもリリアンの見せ場が少なかったのはちょっと残念。 九歳の少女が周囲の大人を振り回しまくる展開*1を期待してたのになあ。 リリアンと悪党ども (角川文庫) 作者: トニーケンリック,Tony Kenrick,上田公

    2006-11-06