円環少女 (4) よるべなき鉄槌 (角川スニーカー文庫) 作者: 長谷敏司,深遊出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/10/31メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (88件) を見る「まだまるみを帯びていないむき出しの肩」,「脇からワンピースの生地の奥へ落ちてゆく素直な体の線」.相変わらずふるってるなぁ. この巻あたりから徐々に重くなっていくのかな.ぼんやり明かされた仁の過去,メイゼルのそれも片鱗が見えて,と.前向きさを失わないメイゼルと救いが用意されているのかもわからないエレオノールの対比.様々な技巧が凝らされたバトル.平和な日常(メイゼル先生ハァハァ).そして委員長.なんか順番が前後してるけど,とにかくネタが多いだけでなく密度があった.一冊のライトノベルでここまでネタを凝縮しているシリーズはそうそう無いと思う.ラノベにはない読み応えがあった.