中国の北京市で、54歳の男性が勤務中に倒れ、その後死亡したことをめぐり、男性の遺族が会社に約100万元(約1,760万円)の賠償を求めて提訴した裁判の一審が、3月3日に開かれた。 男性の死因を「100日以上にわたって休みなく働き続けた末の過労死だった」と主張する原告に対し、被告である会社側は「死因は、オフィスで成人サイトを見ながらオナニーしていたことだった」と反論。しかも、なんと監視カメラが捉えた男性の“行為中”の映像という、爆弾級の証拠を提出したのだ。 男性は、3Dプリンターや周辺機器を代理販売する企業でデザインを手がけていた。2015年1月から5月まで、100日以上にわたって休みなく連続出勤した後、5月1日の業務中に突然倒れ、病院へ運ばれたが、7日後に死亡。死因は、脳出血の中で最も重症といわれる脳幹出血だった。 遺族側は証拠として、男性の中国版LINE「微信(WeChat)」アカウント
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