英北部スコットランドのウルバ島にある唯一のカフェ「ザ・ボートハウス」(2017年10月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / ANDY BUCHANAN 【5月15日 AFP】手つかずの浜辺や緑豊かな丘陵地、岩の多い海岸線で知られるスコットランドのウルバ島(Isle of Ulva)がこのほど、島民ら5人によって購入されることになった。富豪数人も買収に関心を示していたが、住民らの意向が優先されるかたちとなった。 ウルバ島は数十年にわたって貴族の一家が所有していた。住民らは、島が売りに出されたことで、これまでの生活が一変することに不安を覚えた。しかし、公的資金や民間から数百口の寄付金を調達するまで領主の権限を制限する新たな「土地改革法」を利用し、5人は売却を差し止めることに成功した。 住民の一人で、島で唯一のカフェ「ザ・ボートハウス(The Boathouse)」を営むレベッカ・マンロー
