「廃止は大変寂しいですが、明治、大正、昭和、平成と長年にわたりご愛顧いただきました。心から感謝申し上げます」 平成12年11月25日午後11時37分、西日本鉄道(西鉄)北九州線の折尾停車場(北九州市八幡西区)。第14代社長、明石博義(77)=現相談役=のあいさつに続き、路面電車がゴトゴトと地響きを立てながら動き出した。車内は約80人の乗客でひしめき合い、停車場周辺は約400人のファンが詰めかけ、ペンライトを振って見送った。 路面電車は深夜の街並みをゆっくりと進んだ。沿道では大勢の住民が人垣を作り、電車を見守った。終点の黒崎に到着したのは11時54分。これを最後に89年間続いた西鉄の路面電車事業は幕を下ろした。 「こんなにお客さんが乗ってくれたのは何年ぶりだろうか…」 運転士の安藤近二=現在72歳=はこうつぶやいた。 明治34年の官営八幡製鉄所(現新日鉄住金)操業により、日本有数の重工業地帯
砂漠の国、エジプトにこの冬一番の寒波が押し寄せて数十年ぶりに雪が観測され、地元の人たちを驚かせています。 エジプトの首都カイロは13日、この冬一番の寒波の影響で最低気温が平年より5度ほど低い5度まで下がり、カイロや北部のアレクサンドリアそれに、シナイ半島の一部で雪が降りました。 砂漠の国エジプトは、冬の時期は、雨が比較的多く降りますが、国営テレビによりますとカイロで雪が観測されたのは、数十年ぶりのことだということです。 うっすらと雪化粧したカイロ近郊の街では、子どもたちが降り積もった雪の上で遊ぶ姿が見られました。 カイロ近郊に住む住民の1人は、「テレビで雪を見たことはありますが、実際に見たのは初めてです。街全体が白くなってまるでヨーロッパにいるようです」と話していました。 エジプトの気象当局によりますと、カイロなどエジプトの各地では14日も寒さが続き、雪が降る見込みだということです。
テレビで見ない日はないというほどに大人気となっているゆるキャラ・ふなっしー。その「中の人」は明らかにされていないが、2012年12月にふなっしーの商標登録を申請した、船橋市でインテリアショップを営むKさん(38才)が、その人なのではないかと囁かれている。 そこで女性セブンは、Kさんに直撃取材を敢行。「ふなっしーの素顔という企画に出演してもらえませんか?」との質問に、「ぼくは出るつもりは一切ありませんよ」と回答し、暗にふなっしーであることを認めたのだ。 さらに、女性セブンはKさんの出身地である横須賀で取材を進めると、Kさんの母親の知り合いという女性を通じて、電話でKさんの母親に話を聞くことができた。 ──突然申し訳ございません。 「いえいえ、私、ふなっしーの母です!」 のっけからふなっしーばりにハイテンションなお母さん。 ──Kさんはどんなお子さんでした? 「あの子はね、とってもやさしくて、
自民党の細田博之幹事長代行は産経新聞社のインタビューに応じ、小泉純一郎元首相が「高レベル放射性廃棄物の最終処分場が見つからない」として脱原発論を唱えていることに対し「直感で言っている。高レベル放射性廃棄物のことをあまり知らないのではないか」と批判した。太陽光などの再生可能エネルギーについては「原発に替わる選択肢だと思うのは錯覚だ」と語った。細田氏は平成16年5月から17年10月まで小泉政権で首相の女房役の官房長官を務めた。 一問一答は次の通り。◇ --小泉氏が主張する「原発即時ゼロ」はできるのか 「原子力は人類にとって不可欠なエネルギーだ。最大のエネルギー効率を持っているし、CO2排出量も少ない。ウラン資源はリサイクルされる。原子力発電を継続利用せざるを得ないし、することが望ましい」 --「再生可能エネルギーへの転換は夢のある事業だ」とも語っている 「太陽光発電や風力発電はエネルギーの転
プロ野球・楽天の本拠地「クリネックススタジアム宮城」の命名権について、宮城県が新たな契約企業を公募した結果、親会社の「楽天」が獲得することになり、新たな名称は「楽天koboスタジアム(コボ)」に決まりました。 プロ野球・楽天の本拠地「宮城球場」は、これまで日本製紙が命名権を保有し、「日本製紙クリネックススタジアム宮城」の名称で親しまれてきました。 しかし、日本製紙が今月末までの契約を更新しないという意向を県に伝えてきたことから、県は、来年からの命名権の公募を行っていました。 関係者によりますと、公募には、2社が応じてきましたが、県の広告審査委員会で審査した結果、親会社の「楽天」が年間2億100万円で命名権を獲得することになりました。 そして、新たな球場名は「楽天koboスタジアム」に決まりました。 宮城県は平成17年から宮城球場の命名権を売却していますが、今回「楽天」が命名権を獲得したこと
東京電力は13日、福島第一原発事故で炉心溶融した1~3号機について、事故時に消防車で原子炉内に冷却水を送り込む際に、十分な量を送り込めていなかったと発表した。消防車からは十分な水が出ていたが、別の配管に水が流れ込んでいた。別の配管に流れ込んでいなければ、炉心溶融が進むのを抑えられた可能性があるという。 東電は昨年6月に事故調査報告書を公表したが、未解明なことが多く残っている。東電は未確認・未解明事項52項目を挙げ、2年以内に結論を出す予定にしている。今回、うち10件の分析結果を公表した。 福島第一原発では震災直後、炉心冷却設備が壊れて使えなくなった。このため、消防車をホースで原発の配管とつなぎ原子炉へ注水して原子炉を冷やした。東電によると、2号機では冷却に必要な7倍以上の水量を送っていたという。しかし、原子炉を十分に冷やせず、1~3号機で炉心溶融事故が起きた。
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