AFP通信によると、2007年大統領選の不正資金疑惑に絡み、サルコジ氏が捜査情報を違法に入手しようとした疑いで事情聴取したと見られる。フランスで戦後、大統領経験者の身柄拘束は初めて。 聴取は、パリ郊外ナンテールの司法警察署で行われた。当局は聴取後、起訴するか否かを決める。 同通信によると、サルコジ氏が2012年に大統領を退任した後、司法当局は大統領選でのサルコジ陣営による不正資金疑惑捜査に着手。同氏は判事から、捜査情報を得ようとした疑いが持たれている。 サルコジ氏の弁護士やこの判事は6月30日、事件に絡んで身柄拘束された。サルコジ氏は、容疑を否定している。