1 2014年8月27日 STAP現象の検証の中間報告 独立行政法人理化学研究所 1.概要 一般的な実験マウスである C57BL/6 マウス由来の脾臓について論文に記載されてい るプロトコールに従って検討を行ったが、 論文に報告されたような STAP 細胞様細胞塊 の出現を認めることはできなかった。 今後は、11 月末迄の期間に限って小保方氏の参画を得て、同氏による手技を第三者 により確認する。また、今回の実験で用いた系統とは異なる系統のマウス、脾臓以外 の臓器からの細胞を用いて、論文等に記載された各種処理による完全に分化した細胞 (終末分化細胞)からの多能性細胞誘導現象の有無について 3 月末迄を目処に確認す る。 2.多能性細胞の誘導の再現性の有無の検証 ① 論文に記載されているプロトコールに従って検討を行い、細胞懸濁液の最終 pH が 5.7 付近になる条件を確定した。 ② 5~7