最近は「国際化」「多様化」といった言葉が日本中を飛び交っているものの、国としてまだまだ一歩も二歩も足りない状況なのは知ってのとおり。外国人就労、移民や難民の受け入れ、社会制度の整備など、課題は山盛りである。そんな日本の東京で、落語家として日々修行に励んでいる人がいる。 ヨハン・エリック・ニルソン・ビョルクさんは留学生として日本に来日。そこで出会った落語の世界に魅せられ、現在は『笑点』(日本テレビ系)メンバーの三遊亭好楽師匠のもとで「三遊亭じゅうべえ」として前座修行中だ。なぜ彼は、遠く離れた極東の島国で落語に打ち込むことを決めたのか? また、彼が落語を通して触れる日本は、どんなものなのだろうか? 落語って、面白ければいいってものではないと思うんですよ。 ―現在は三遊亭好楽師匠に入門されて、三遊亭じゅうべえとして活動されてますが、かつては「ボルボ亭イケ也」という、いかにもスウェーデンらしい名前
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