あけましておめでとうございます。おそらく今年はバージョン5の公開によってActiveBasicの大きな節目となる年になることでしょう。そう言いつつ新年最初の話はVisual C++の話です(ぇ。 Visual C++ 2005から、その動的リンク版 (DLL)のランタイムは、Windows XPから搭載されたSide-by-Sideを活用するものとなり、単純にランタイムDLLをEXEと同梱すれば良いというわけにはいかなくなりました。そう思われている節が強いように私は感じていますが、実はそうでもありません。 Side-by-Sideは、複数のバージョンのアセンブリ(DLLなどの集合)を共存・選択する仕組みです。1つのアセンブリは複数のファイルからなっていても構いません。例えば、VC++ 2005のランタイムのアセンブリは「Microsoft.VC80.CRT」という名前ですが、これはmsvc
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