テスラの元社員らが、車両の内蔵カメラで撮影されたオーナーの私的な写真や動画が、従業員の間で幅広く共有されていたと証言したことを、ロイターが4月6日に報じた。 記事によると、2019年から2022年にかけてテスラの社内で、顧客の裸や子どもの姿を含むオーナーの私的なイメージが社内のメッセージシステムを通じて共有され、時には居場所が明らかになるものもあったと9人の元従業員が証言したという。 また、共有された画像や動画の中には、オーナーの犬や奇妙な道路標識などの画像を従業員がミームに加工したものや、テスラが自転車に乗った子どもに衝突する場面や危険な運転行為を収めたものがあったという。これらのイメージは、多数の従業員が確認可能な状態だったという。 テスラのカメラは、運転中の事故を記録するだけでなく、道路標識や信号、道路上の障害物などを認識することでオートパイロットやオートパーク機能を作動させることを