あけおめことよろ! 2016年も百合が大発展する年になってほしいね! ところで君はこんな言説を聞いたことはないかな?? 「まったく最近の百合ときたら学生同士の百合ばっかりじゃないか! けしからん!」 確かに百合作品はマリみてや少女小説の影響なのか女学生同士のカップリングが多いように感じるよね。でも人間の認識力は結構いい加減だから、この傾向が本当かどうかはハッキリしない。(いわゆるデータから見れば犯罪は減少傾向なのに「現代は凶悪犯罪が増えている」と吹聴されがちなアレだよ!) つまり百合の時流を本当に知りたいなら数値を見なくてはいけないんだ。 女学生同士の百合は全体の何パーセントを占めているのか? それは多いと言えるのか? そういうことは先入観を寄せ付けない数字が今、求められている。 とはいえ百合作品は極めて多いし、そもそも百合は何かという哲学的な問題も持ち上がってくる。百合を定義しないと百合