世界で初めて食品としての大量培養に成功(株式会社ユーグレナ) 昨年の今頃は、洞爺湖サミットの前ということもあり、「経済か、それとも環境か」、みたいなことが話題になっていたように思います。 でも、この議論は、経済が元気であってこそ成り立つもので、経済が元気をなくしている現在は、対立の構図というよりも、むしろ「環境に経済再生の糸口を求めている」という状況ではないでしょうか。今や、環境は時代の要請であり、そこにビジネスチャンスが存在するというのは、必然的にも思えます。 ひと頃話題になった「勝ち組」「負け組」という議論も、当時勝ち組と言われた人たちが元気をなくしている今日では、もはや過去の議論かも知れませんね。白黒はっきりつけたがる二者択一的な議論は、一般的にとかく好まれるものかも知れません。 動物と植物の中間微生物 「ミドリムシ」に秘められた可能性