RTでのインタビューでクイギンが、MMT、 マーケット・マネタリズム、ビットコインについて話している部分を引用し、大まかに訳しました。同部分を引用した英文記事を参考にしています。こんなものでよろしければどうぞ。 ハリソン:あなたに反して、「通貨主権を持った政府は、公的支出の資金を調達するために課税をする必要はない」と主張する人がいますが、どうでしょう。この主張は妥当なものだと思われますか。 クイギン:それはMMTに関する成果の、ミスリーディングな提示だと思います。正しい理解に基づけば、MMTの主張はケイジアンの主張と大きく変わらないと思います。すなわち、先ほどの主張は、流動性の罠に陥っている状況では正しいのです。今のアメリカやヨーロッパが置かれているような状況ですね。原則的には、経済が回復するまでであれば、政府は無制限にお金を使うことができます。なぜなら、問題となるのは資源制約だからです。
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