古代メソポタミアの時代から近世のヨーロッパに至るまで 中近東からヨーロッパの範囲では、 基本的にはコインは、「トークン」でした。 つまり、王様や寺院、教会、商人、貴族が発行する借用書です。 当然、最後は発行した人の手許に戻ることとされていました。 パチンコ玉というよりは、手形ですね。 王様は、宮廷で働く人たちに コインで給料を支払います。 そして、納税の時、このコインを持ち込んだ人に対しては その分の現物貢納を免除したわけです。 つまり、コインは王様の発行する手形のようなもので 働いた人に、私的に借用書の代わりに発行された (と言うのは、王様は現物で支払うことが出来ないので)。 そして、これを受け取った人々は これで商品を購入する。そうすると その商品を売った商人や生産者は これを年貢と相殺できるわけです。 主要な交換比率は、王様が決めていたのであって、 市場で決まるわけではありませんでし
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