MMTを支持している、とのことですね。 一応、中央銀行と財務省(中央政府)の 日常的オペレーションレベルでの協力関係について MMTがどのように考えているのか、という点は すでに頭に入っているものとして、説明させていただきます。 そのうえで、実際に国債の発行・償還が難しくなるケースとして どの様な場合をMMTが想定しているか、ですが、 MMTによれば 政府支出を含む総需要が国内の 供給力を上回るときに輸入によって これを補っているような状況では 場合によっては為替レートが外貨に対して切り下げられ その結果、悪性インフレが発生することが あり得ます。そしてそれを避けるため、 通貨防衛、すなわち為替レートの維持を 国内決済の安定に優先するようであれば (つまりMMTが言う「通貨主権性」を放棄すれば) 金利が急上昇することになります。 要するに、近年、トルコで起こったようなことですね。 対外経常