MMTで貨幣の起源を租税というとき、 その場合、貨幣というのは 「債権債務の単位の数字」のことを言っているんですよね。 で、「租税」といったって、 その昔の近代国家が成立する以前の時代の話ですから 今日の租税とは全然意味が違う。 ただいずれにせよ、 ヨーロッパの貨幣単位の起源は 穀物の重量を示したものであった、ということが まあ、貨幣の起源を租税とする意味なんですよね。 国家、というのは、我々が現代国家に擬してイメージすることが多い 支配者のことですけど、こうした支配者は支配地域の住民に、 自ら債務(義務)を負うことなく債務を負わせることが できたわけです。 もしも債務というものが常に互恵的なものであれば いつまでたっても「第三項排除」といった状況には 行きつかないんですよね。第三項排除といっても わかりにくいかもしれませんけれど、 これは貨幣論の常識で、商品交換において すべての商品はほ
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