「ハイスコアガール」などで著名な押切蓮介の新作はミュータント・バイオレンスもの。 現代日本。千人の1人の割合で突然変異遺伝子を持つ子どもが生まれ、彼らの一部は力に覚醒した。 「ジーニアース」1巻より(押切蓮介/秋田書店) ある者は国家権力に喧嘩を売り、ある者はいじめの常習者を粛清し、ある者は変異種を連帯させる組織を設立した。 社会の脅威として認知された彼らは、畏敬を込めて「ジーニアス」と呼ばれた。 という。 自分は「X-MEN」とか観てないですけど、基礎設定はああいうミュータント・バトルもの。「FSS」の騎士にも似ているし、似ている設定の作品はたくさんあると思います。 「ジーニアース」1巻より(押切蓮介/秋田書店) この作者の特徴として、「ハイスコアガール」のようなコメディ調の青春ラブコメを描く反面、「ミスミソウ」に代表される、まるでそれ自体が目的のような残酷で凄惨ないじめ・虐待が描写され
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