VBAで整数を扱う型には、『Integer型』と『Long型』があります。 Integer型が扱える数字の範囲は、-32,768 ~ +32,767 です。 Long型が扱える数字の範囲は、-2,147,483,648 ~ +2,147,483,647 です。 上記範囲を超えた数字を設定しようとすると、オーバーフローを起こし、コンパイルエラーとなってしまいます。 Long型であれば許容範囲が広いので、オーバーフローはしないでしょうが、メモリのことを考えると無駄な領域は確保したくない、というのがプログラマの考えるところでしょうか。 さて今回は、この二つの整数型について、どちらを使用すればいいかを、性能の見地から検証をしてみたいと思います。 Int型 サンプルプログラム Sub int型() Const INT_MAX As Integer = 32767 Const INT_MIN As I