2023年11月15日のブックマーク (2件)

  • 憧れの職業を追え | 心臓外科医編

    東京都・府中市にある榊原記念病院。国内有数の心臓外科を有する同院で、これまでに約6000件もの手術を受け持ち、多くの患者の生命を救ってきたのが副院長・心臓血管外科主任部長の高梨秀一郎氏だ。多い日で1日に3件の手術を行う傍ら、最新の医療技術を貪欲に習得し続ける高梨氏のエネルギーはどこから生まれるのか。高校で医師を目指したきっかけや、現在の仕事のやりがいを伺った。 年間400件以上の手術を手がける心臓外科医が大切にするのは「諦めない心」 公益財団法人日心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院副院長兼心臓血管外科主任部長 高梨 秀一郎 (たかなし しゅういちろう) 1977年 広島県修道高校卒業 1984年 愛媛大学医学部医学科卒業 1984年 兵庫医科大学 胸部外科臨床研修医 1985年 関西労災病院 心臓血管外科臨床研修医 1986年 兵庫医科大学 胸部外科医員 1986年 財団法人 心臓血管研

  • がんを経て32歳で医学部へ キャンサーギフトは好きじゃない、でも:朝日新聞デジタル

    松浦美郷さん(39)は今、北海道大学病院で働く研修医だ。24歳で悪性リンパ腫と診断され、治療を経て30代で医師の道に進もうと決めた。そこには、「AYA世代」(15~39歳)という若年のがん患者として感じた悩みや苦しみがあった。 「なんだか、最近疲れやすい」 松浦さんが体の異変に気づいたのは、24歳の時。東京都内の美術大学で空間デザインを学ぶ学生だった。講義に部活に友達付き合いに忙しく、「飲み過ぎ、遊び過ぎかな」くらいに思っていた。 ただ、疲労感のほか、ひどい肩こりや止まらない寝汗にも悩まされた。「念のため」と大学病院で受けた血液検査で、異常が見つかった。 精密検査の結果、悪性リンパ腫と告知された。すぐに治療が必要で、大学を休学することになった。 抗がん剤治療が始まると、その苦しさもさることながら、襲ってきたのは孤独感だった。 友達の近況報告を聞いては、「自分は何をしているんだろう」という気

    がんを経て32歳で医学部へ キャンサーギフトは好きじゃない、でも:朝日新聞デジタル