基礎は鉄筋コンクリートですから、鉄筋コンクリートを工事するときの基準で作られます。 コンクリートが圧縮してくる力に対抗し、引っ張られるときには鉄筋が対抗してくれる仕組みなんです。 だから鉄筋の量が多いということは、キチンとコンクリートに付着していれば、引っ張る力に対して強いということになります。 本当は、構造計算をして基礎の作り方を決めるべきなのですが、木造住宅の重さはRCなどに比べて軽いので、 かかる力も想定しやすく、「D10」 「D13」(Dはごつごつした鉄筋のこと、数字は直径で単位はmmです)の鉄筋ならば 300㎜ピッチ程度でも十分だろうという基準があります。 それをさらに短いピッチにするのは、作る側からすれば、より条件の悪い地盤でもそのまま対応できるから、という理由だと思われます。 ちなみに、鉄筋の隙間は、数字の部分の1.5倍以上、コンクリートに混ざる石の大きさの1.25倍、最低2