西川太一郎荒川区長は、計画停電のときは自ら奔走し、区民のための電池やカンテラを買うなどして、よくやっていらした。顔のきく東電や経産省、エネルギー省にも乗り込んだ。ぼくに「計画停電で費やした費用を東電に請求したい」とまでいっていた。 さすが、区民思いの区長。そう思っていたが、放射能についてはまったく知らんぷり。計画停電のときに共闘した足立区長は東京でも率先して区内の放射能を測定しているのとは、えらい違いだ。 どこかでプルト君でも飲んだのだろうか? そこでぼくはまずは荒川区にキャンパスのある、首都大学東京に「そちらの放射線科で区内の学校や公園の閉鎖水域など調査する予定はないのか」とかけあったが、ないという。さらに荒川区に電話をするが、まったくやる気がない。 そこで、7月5日区長宛てに以下の質問状を送った。 - 荒川区長 西川太一郎 殿 荒川区における放射線の測定について 前略 計画停電にかかわ