エコな乗り物として、近年ますますポピュラーになっている自転車。 その自転車で、“深刻化する水不足問題を解決しよう”という驚きのアイデアが発表された。 ・1時間の走行で0.5リットルの水が溜まる!? オーストリア出身のKRISTOF RETEZÁRさんが考案した「Fontus」は、自転車に取り付けるだけで、空気中の水蒸気を水に変えることができる小型ガジェット。 次世代のデザインエンジニアを支援する「ジェームズ・ダイソン・アワード」にエントリーされ、いま注目を集めている。 取り出せる水分量は環境にもよって変化するが、ある程度湿度のある場所の場合、1時間の走行で0.5リットルほど。 ・飲み水として利用可能 ペットボトルに溜まった水は、飲料用にもなり、水を購入できない自然の中や僻地はもちろん、長距離サイクルなどでも役立ちそう。 その仕組みは温度差を利用したもので、内蔵のクーラーが湿った空気を急激に