んじゃないかと思う。例えばアニオタ。先人によって作品論が体系づけられ、作品自体もまた、よほどマイナーなものでなければ放映から数ヶ月で即座にパッケージ化され、古いものはキッズステーションやアニマックス、スカパーなどで絶え間なく流されている。それで満足できなければ、まんだらけやヤフオクで中古商品をやり取りしてもいい。時間的な格差は是正され、地域的なそれすら、極めて特殊な……今や言うほど特殊ではなくなってるのかもしれないけど……方法を用いればある程度是正される。世間から注がれる目というのは、実際に体験した人でなければ語ってはいけないのだろうと思うし、個人的な環境も強く関わってくるだろうから、ここではノーコメント。ただ、その気になればWeb上で同好の士を簡単に見つけることができるのは、恵まれている、というべきなんだろう。 でも、だからこそ、教養を持っている人間が偉いという考え方もまた廃れていってる