ハードディスクやMO、FDなどの記録メディアを破棄したり譲渡する場合、記録されているデータを完全に消去することが望ましい。特に、個人情報や社外秘のデータを記録したことのあるディスクの場合、完全な消去は必須だ。 rmコマンドでファイルを消去すれば、見かけ上そのファイルの内容を表示することはできなくなる。しかし、rmコマンドは該当ファイルのiノードを解放するだけで、データの内容自体はディスク上に残る。従って、ddコマンドなどによって直接データを取り出すことも可能であり、データが流出する可能性は否定できない。 Linuxでファイルを完全に消去するには、shredコマンドを使う。shredは、ファイルを特別なパターンで繰り返し上書きすることによりデータの復旧をより困難にするツールで、GNU core utilsに含まれている。 ファイルを削除する際は、以下のように--removeオプション(-uで
公開日 : 2010年6月6日 (2021年2月2日 更新) カテゴリー : アクセシビリティ 最近、プログレッシブエンハンスメント(Progressive Enhancement)という言葉をよく目にするようになりました。Webユーザーの増加、ユーザーの閲覧環境の多様化(パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォン、支援技術など)、ユーザーの抱える身体的状況の多様化(障害、加齢、怪我、など)、といった背景を踏まえて、より幅広く、多くの人が情報にアクセスできるようにすることを目指したWebサイトの開発理念です(Webアクセシビリティを実現するための技術的方法論のひとつとも言えますね)。以下、簡単にご紹介したいと思います。 基本的な考えかた あらゆるユーザーに対して、基本的な体験ができるようにします(たとえば、そのサイトが伝えたい情報には、どんな閲覧環境下にいるユーザーでもちゃんと到達できる
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