Red Hat コンサルタントの菅原です。こちらでの投稿は2回目です。 前回と比べると今回は小ネタといって良いと思いますが、RHEL で長年ネットワーク設定ファイルとして使われてきた ifcfg-rh 形式から NetworkManager ネイティブである keyfile 形式への、設定ファイルフォーマットの移行についてお話ししたいと思います。 ifcfg-rh 形式 古くから RHEL や RHEL 互換 OS (CentOS Linux 等) をお使いのユーザーにはおなじみの、/etc/sysconfig/network-scripts に保存される ifcfg-XXX (XXX の部分はデバイス名) というテキストファイルです。 例えばこんなものです。 TYPE="Ethernet" NAME="em1" DEVICE="em1" ONBOOT="yes" BOOTPROTO="s