ここでは、Express5800/110GeのSATAに接続した6台の500GBドライブを ZFSに用い、3-way(3重)ミラーリングもしくはダブルパリティ(RAID6相当)の領域を作ります。 3-wayミラーリングには3台、ダブルパリティには3台以上のドライブが必要です。 ZFSの利点はデバイス管理とファイルシステムが統合されている事にあります。 物理デバイスの使用領域はファイルシステムが存在する場所だけなので、 ZFSは常に把握することができ、リビルドでも必要部分のみ同期するだけで完了します。 たとえば1TBの容量があるHDDのミラーリングでも10GBしか利用していなければ、 たった10GBだけコピーすれば1TBのミラーリングのリビルドが完了します。 もちろん新規ドライブに構築する場合はデータコピーがないので瞬時に完了します。 この特徴は一般的なHW-RAIDともSW