DRBDの最新バージョンは9です。 2020年時点でHAクラスタに使われているのは主にDRBD 8.4で、DRBD 9も開発がすすみ安定して使えるようになっています。 DRBD 9の大きな特徴は 多ノード対応、SDS対応ですが、DRBD 8との互換性もあり、DRBD 8で構築した環境をそのままDRBD 9にバージョンアップすることもできます。 本ブログでは、node1、node2の2台構成のMariaDBのHAクラスターのDRBDのバージョンを8.4から9.0にバージョンアップの方法を説明します。 1.node2のDRBDをバージョンアップ まず、node2をOfflineにします。これはDRBDのバージョンアップ中にPacemakerがDRBDの異常を検知しないようにするためです。 [root@node2 lib]# crm_mon -1D Online: [ node1.example
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