コンピュータは数しか扱うことができません。では、どうやって文字を表しているかというと、文字に番号を割り当てて管理しているわけです。コンピュータ上で文字を扱う場合、文字は必ず整数値を持っています。 例えば、"A"は65番(16進数で0x41)、数字の"1"は49番(0x31)です(Asciiの場合)。数字の"1"が1番じゃないのが厄介ですね。 コンピュータのデータは1バイト(=8ビット)単位で表しますが、これだと255通りの文字しか扱うことができません。英数字記号くらいであれば十分ですが、日本語中国語に代表される他の言語すべての文字を表そうとするととてもじゃありませんが表現できません。 それに対しては、各国独自拡張で対応してきた経緯がありますが、全世界の文字を統一的に扱える規格の策定を目指してユニコードコンソーシアムが立ち上げられ、統一文字集合であるUnicodeの制定が行われています。 A