どれぐらいスゴいかというと、「サーバーにインストールするだけで、あとは設定ファイルをちょちょっといじれば、かなり高速化できちゃう」というぐらいスゴいのです。しかも、どんなサイトでも、どんなCMSを使っていても「インストールするだけ」。 Webサイトを高速化すると、ユーザーに優しいし、場合によっては検索結果での順位にも良い影響が出るかもしれない……それはわかっていても、なかなか本格的にサイトを高速化するのは難しいものです。 サーバー側の高速化に加えて、HTMLのつくりや画像のファイルサイズ最適化、さらにはCSSを調整しての画像スプライト化やCSS/JSファイルの結合・最適化によるブラウザとサーバーの通信本数削減などなど、実はやらなきゃいけないことがたくさん。 グーグルの提供するmod_pagespeedは、そうしたことの、かなりの部分を自動的に行うものです。 mod_pagespeedはこん
この記事の内容はすべて筆者自身の見解であり(ありそうもないことだが、筆者が催眠状態にある場合を除く)、SEOmozの見解を反映しているとは限らない。 ペンギン・アップデートは、「SEOの基礎を知らなければやがて危険に陥る」という強いメッセージを発した。基本をしっかり押さえるか、さもなくばリスクにさらされるかだ。 ペンギンは、これらのアップデートが今後も速いペースで継続的に実施されるというグーグルからの合図である。君がブラックハットかホワイトハットかなどは関係ない。ただ関連性だけが問題とされるのだ。一見有効そうな「SEO戦略」もすべて、そうした観点から見直す必要がある。自分の知らないことが原因でケガをする可能性だってある。 君のやっていることが不適切だとか間違っているとかいうわけではない。関連性を目指す動きがかつてないほど急速に進んでいるということだ。グーグルはかつて有効だったかどうかには関
※2012-04-07 セキュリティ面の問題に関して追記しました。 今日は、ウェブページの入力フォームでユーザーが楽にしかも正確に入力できるようにできる(可能性を秘めた)、新しいHTMLの仕様についての情報を。autocomplete属性に関する新しい仕様です。 グーグルは、入力フォームに自動入力する仕組みに関して、新しい仕様を提案しました。HTMLの仕様を拡張することで、ブラウザでフォームに自動入力する仕組みを使いやすくするものです。 これがうまく動作すると、フォーム入力が非常に楽になり、ミスもほぼなくなります。 どれぐらいすごいかというと、ちゃんと設定したブラウザを使うと、フォームで3クリックするだけで、一般的な項目が一気に入力されるのです。 たとえば、この状態から、 名前や住所などの標準的な項目が、一気に自動入力されます。 どうでしょう。こうした機能をサイトに設けられたら、フォームの
SEOに重要な基本的要素で、ウェブ制作会社が大切なことを見逃して失敗しがちなことを指摘した記事。Webディレクターとしてサイトの制作に携わっていたときに発見したというもので、次の4つの失敗パターンを挙げている。 titleタグにキーワードを入れないtitleタグやmeta descriptionの重複を気にしないrobots.txtやsitemap.xmlを設置しないデザインを優先して隠しテキストを使ってしまう1つ目と2つ目は実際に多いと筆者も実感している。SEOとしては基本中の基本であるし、titleタグにキーワードを入れることと各ページにユニークなtitleタグとmeta descriptionタグを設定することは、ユーザーにページの内容を伝えるうえでも重要だ。 3つ目のrobots.txtとXMLサイトマップは大切ではあるが必須ではない。robots.txtはクロールをブロックするペ
今日は、ちょっとしたシステム構築を発注するときに重要なポイントとなる、顧客情報管理の話題を。テーマは「お客さんのパスワードをどう保存するか」です。 御社には、たとえばECサイトの会員や顧客向けSNSなどの、お客さんがユーザー登録をしてパスワードでログインするようなシステムがありますか? あるとしたら、そのシステム内で、お客さんそれぞれのパスワードはどんな風に管理されているか把握していますか? または、システム構築の発注時に、どんな風にパスワードを管理するような仕様にしましたか? クレジットカード情報や個人情報の管理には注意していても、パスワードの保存方法は、あまり気にしていないのではないでしょうか。しかし、それではまずいのです。システム構築時に正しい仕様で発注しないと、何かセキュリティ問題が発生したときに、思いがけぬ大きな範囲に影響する問題になってしまいかねないのです。 結論からいうと、お
今日は、SEO事業者の話題を。いろんな人が「SEOやります」と言っていますが、その中身は千差万別。ルールを守るところからルール無視のところまで、いろんなタイプのSEO事業者を分類してみました。 SEO事業者といっても、ユーザーのニーズを調査してどんなコンテンツを作りサイトの構造をどうするべきかアドバイスするところもあれば、「リンク100本3万2000円」とリンクだけを売るところ、他のSEO事業者にリンクを卸すところなど、いろいろです。 SEOを依頼するならば、何をしてくれるのかを知ったうえで頼むのがいいのですが、今回はその手前、検索エンジンの利用規約やネットの一般的なルールを守るか守らないかと、検索エンジンに対する知識の深さでマッピングしてみました。 上図の横軸に示す「ホワイト」がルールを守るタイプで「ブラック」がルールを守らないタイプを、縦軸が検索エンジンに関する知識の有無を示します。
時間をかけるだけムダな「都市伝説SEO技」16選 ★★★★★ やっていいのもあるけどサクッと済ませる (High Rankings)価値のあるアクセスを増やすのに役に立たないSEOを16個、取り上げた記事。簡潔にまとめる。 meta keywordsタグ もうかなり以前から検索エンジン(グーグル・Bing)はmeta keywordsタグの記述を見なくなっている XMLサイトマップの送信とディレクトリ型検索エンジンへの登録 深い階層に埋もれてしまい、かつ内部リンクも外部リンクも張られていないページは、たとえXMLサイトマップ送信によりインデックスされたとしても対象キーワードで検索結果に出てくることはない(インデックス促進には役に立つが、順位には影響しない)。 リンク(aタグ)のtitle属性 グーグルはランキング要因としては無視する。 h1タグやh2タグなどの見出しタグ hタグを記述するこ
セミナー告知ページは参加者ゲットだけでなく情報拡散も狙うセミナー告知ページにこれらの情報が必要なのは、次の2つの目的を達成するためです。 【対象:参加者】 どんなセミナーか理解して、適切な人にできるだけ多く参加してもらう。 【対象:プレス関係者やブロガー】 メディアに掲載したりソーシャルメディアで流してもらったりする。 参加対象者にとっては十分な情報が記載されている告知ページでも、メディア立場でセミナー情報を他人に伝えようとすると、意外な情報が抜けていて困ることがあります。 明示されていない情報としては、次のような項目が多いですね。 セミナー名 セミナー名は、そのセミナーがどんな場なのかを表すのに非常に重要です。告知ページのタイトルに書くだけでなく、「セミナー概要」の表に必ず「セミナー名」として記載しましょう。 主催者情報 主催している本人は自分たちが主催していることを知っていますが、第三
インターネット広告の世界的な業界団体である米IABは、広告ユニットガイドラインで定める標準広告ユニットを大幅に改訂しました。新しく6種類が追加され、既存の11種類が削除されました。削除された広告ユニットには、懐かしのスカイスクレイパーがあります。 IABの標準広告ユニットは、媒体や広告代理店が利用する標準的な広告の大きさや容量、アニメーションループの回数などを定めるもので、2年ごとに改訂されています(以下の情報は2011年2月28日時点のもの)。 追加6種は大判のインタラクティブ系IABは、次世代の広告ユニット(広告フォーマット)を公募していたのですが、応募36ユニットから6つを「Rising Stars Ad Units」として選定しました。これらの広告ユニットは、今後6か月にわたって市場で検証された後にIAB標準広告ユニットとして定められる予定です。 IABが「ブランディング(クリエイ
参考意見としてターゲット消費者の意見を取り入れているのは10%に過ぎず、90%が消費者の意見を聞かずにデザインを決定している。 デザイン決定のポイントは、「発注側の経営者・上司・担当者の好み」が54%。「サイト制作のゴールを達成できそうだから」(20.7%)の倍以上の割合で「好み」を優先。 27.3%が「発注側の経営者や上司の独断的な意向で最終決定の直前にデザインがひっくり返った」ことで困った経験がある。 これは、デザイン決定のプロセスをビジネス目的に対して最適化するための消費者評価(アンケート)ソリューション「CREATIVE SURVEY」を提供する株式会社フォーデジットとWeb担当者Forumは、共同で行った、「Webサイトのデザイン決定プロセスに関する調査」の結果のハイライトだ。 この調査は、企業サイトの制作において、デザイン決定がどのように行われているのかを調べることで、ビジネス
HTMLタグをいちいち手で入力していると、時間もかかりますし、入力間違いやスペルミスなど、間違いの原因にもなります。それはCSSでも同じです。 DreamweaverなどのWebオーサリングツールには、標準でタグや属性の補完機能や「スニペット」といわれる入力支援機能があります。スニペットは、登録されているよく使うコードを呼び出して、コピー&ペーストの要領で入力します。 Zen Codingでは、このスニペットのようによく使うコードを呼び出して入力するものですが、「省略形」(abbreviation)といわれるコードの略語のようなものを入力するだけで、さらにかんたんにコードを入力することができます。 Zen Codingを使えばコーディングはこう変わる!HTMLコーディングでは、「<h1>見出しタイトル</h1>」のようにテキストを開始タグと終了タグで囲み、見出しを指定します。 Zen Co
今日はいつもと少し視点を変えて、自分のコンテンツをパクったサイトがあった場合に、そのサイトが検索エンジンで表示されないようにする手順を紹介します。しかも、グーグル公式の方法で、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく正式な方法です。 サイトのコンテンツがパクられた!世の中には、他人の著作物を盗用することに一切の罪の意識をもたない人も多数います。そのため、あなたのサイトのコンテンツを(自動的にまたは手動で)コピーして別のサイトを作り人がいないとは限りません。特に、あなたのサイトが人気を集めていて、RSSフィードを提供していればなおさらです。 そして、場合によってはあなたのサイトのコンテンツを盗用した悪質なサイトが、検索エンジンであなたのサイトよりも上位に表示されてしまう場合もあるでしょう。 最近のグーグルは重複コンテンツの扱いがうまくなっており、同じコンテンツが複数の場所で掲載されてい
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