OpsJAWS Meetup #19でのLT登壇資料です。
こんにちは、テクニカルソリューションアーキテクトの原田です。 普段は、業種業態や技術領域を問わず、様々なお客様の AWS 活用支援を担当しています。 皆さんは「コンテナ」という単語を聞いたことはありますか ? 今日、多くのお客様が本番環境でコンテナを採用し、ビジネスに活かしております。その一方で、「コンテナを使ってみたいけど、コンテナ自体がよく分からない」「何から勉強して良いのかわからない」「なんとなくコンテナを使い始めたけれど、これでいいのか不安」といったコンテナ自体に関するご相談をいただくこともあります。 本記事では、AWS 上でのコンテナの利用方法といった AWS 自体の話からは少し離れて「コンテナ」自体にフォーカスして、そもそもコンテナとは?なぜコンテナか ? (What Containers ? Why Containers ?) についてお話していきます。 今回は、コンテナスペ
クラウドネイティブ技術を日本にも浸透させることを目的に開催された「CLOUDNATIVE DAYS Spring 2021 ONLINE」。ここでVMwareの伊藤氏が「脱 Dockerfile! Cloud Native Buildpacksとkpackを使った簡単で安全なイメージ」をテーマに登壇。まずは、Dockerfileの問題点とCloud Native Buildpacksについて紹介しました。 トーク内容の目次 伊藤裕一氏(以下、伊藤):「脱 Dockerfile! Cloud Native Buildpacksとkpackを使った簡単で安全なイメージ」という内容について、伊藤がお話しします。 目次です。最初にDockerfileのおさらいと、問題点を話します。そして、Dockerfileを使わずにビルドを実施するCloud Native Buildpacks(CNB)の概要と
AWS による docker コンテナのオーケストレーションサービスである Amazon ECS / Fargate のヘルスチェックの挙動について調査する機会がありましたのでアウトプットしておきたいと思います。 前提として Fargate で ECS のサービスとして、ロードバランサーは Application Load Balancer(ALB)を利用して実行するケースで調査しました。網羅的ではない点、ご了承ください。 ECS におけるヘルスチェック さて、ECS でサービスを実行する上で、いわゆる「ヘルスチェック」は2種類あります。 Elastic Load Balancer(今回は ALB)に関連付けられる Target Group によるヘルスチェック タスク定義のコンテナに対して実行する docker によるヘルスチェック(参考 : docker ドキュメント, AWS ドキュ
はじめに 最近までコンテナは使うだけだった僕が2021年に真面目にコンテナ入門をしたので、どうやって入門し始めたか、結果今どうなったかを書いておこうと思います。 今となってはコンテナと1口に言ってもKubernetes Docker podman runcなどなど様々な難しい単語が飛びかっています。CloudNativeという単語もよく聞きますね。コンテナだけあってコンテナ界隈は海のように広いですね。 壮大なコンテナ界隈の海を僕がどうやって最初にチャレンジしてみたか参考に慣れば🙏 結論として入門した結果はこちらです。 コンテナ入門するきっかけ 2020年くらいまでの僕はDockerを使う程度の知識、namespaces(7)とcgroups(7)というLinuxカーネルの機能が使われているらしいということしか知りませんでした。Kubernetesも略し方や発音で時々話題になることを知って
初めに docker composeが使えるようになったので、それについて書いていきます。 正式名称はDocker Compose CLIです。 動作検証した環境は次のとおりです。 $ docker version Client: Cloud integration: 1.0.14 Version: 20.10.6 API version: 1.41 Go version: go1.16.3 Git commit: 370c289 Built: Fri Apr 9 22:46:57 2021 OS/Arch: darwin/arm64 Context: default Experimental: true ... Docker Compose CLIとは 簡単にいうとdocker-composeのGo実装です。docker-composeと互換しています。 docker-composeに置
本セッションでは、DockerとKubernetesのもつ基本的な機能の概要を、コンテナの仕組みをふまえつつイラストを用いて紹介していきます。一般にあまり焦点をあてて取り上げられることは多くありませんが、コンテナの作成や管理を担う低レベルなソフトウェア「コンテナランタイム」も本セッションの中心的なトピックのひとつです。 徳永 航平 日本電信電話株式会社 Software Engineer 日本電信電話株式会社でコンテナ技術やオープンソースソフトウェアに関する活動に従事。CNCFのコンテナランタイムプロジェクト「containerd」レビュワーおよびサブプロジェクト「Stargz Snapshotter」のメンテナを務める。コンテナランタイムに焦点を当てたミートアップ「Container Runtime Meetup」を共同運営。「イラストでわかるDockerとKubernetes」(技術評
恥ずかしながら Docker をほぼ触ったことがなかったので、基礎的なことを学びました。 学びながら「こんな絵があったら理解しやすかったなー」と感じていた絵を自分で描きました。 せっかくだから整理して公開したいと思います。 同じ様な方の役に立ったら、とても嬉しいです。
本文の内容は、2021年3月9日にÁlvaro Iradierが投稿したブログ(https://sysdig.com/blog/dockerfile-best-practices/)を元に日本語に翻訳・再構成した内容となっております。 Dockerfileのベストプラクティスのクイックセットをイメージビルドに適用することで、セキュリティ問題を防ぎ、コンテナ化されたアプリケーションを最適化する方法を学びます。 コンテナ化されたアプリケーションやマイクロサービスに精通している人なら、自分のサービスがマイクロサービスであることに気づいているかもしれません。しかし、脆弱性の検出、セキュリティ問題の調査、デプロイ後の報告や修正など、管理のオーバーヘッドがマクロな問題になっています。 このオーバーヘッドの多くは、セキュリティをシフトレフトし、開発ワークフローの中で可能な限り早く潜在的な問題に取り組むこ
はじめに やめろ、ではなく、やめたほうがいい。です。自分のユースケースに合ってるか今一度確認することを推奨します。基本的にはAlpineは避けたほうが良い、というのが2021年時点での私の認識です。 なんで? libcに一般的な互換性が不足しているからです。Ruby、Python、Node.jsなどでNativeモジュールをバンドルしているアプリケーションの場合、パフォーマンスの劣化や互換性の問題にぶち当たる場合があります。 superuser.com あとは他のベースイメージの軽量化もそれなりに進んできていて、Alpineが定番軽量イメージと言う認識は2018年頃には消えつつあったかなという認識でいます。 どうすりゃええねん ※Debian Slimがあるやんってツッコミ結構もらったんですが、Slimは当たり前過ぎてもう紹介しなくていいかなっていう甘えで省略していました。よろしくおねがい
初めて知ったときは感動したけど 自分の中で知ってて当然になってしまった小技をまとめました まだこの小技を知らない人に届いてくれるとうれしい Dockerfile RUNを1つにまとめる
課題 数年前と比較すると、GKEやECSを始めとするコンテナ実行環境でのアプリケーション運用を行うサービスはかなり増えてきた印象があります。 コンテナを運用する上では、アプリケーションのイベントを追跡する上でログをどう扱うかが課題になります。今までのように古いログを定期的にローテートして別のストレージに転送するといった手法はクラウドネイティブなアーキテクチャには最適とは言えません。 アプリケーション開発の方法論として、Twelve Factor App ではログをイベントストリームとして扱うためのガイドラインが示されていますが、近年のWebアプリケーションではシステムを疎結合に連携するマイクロサービスという考え方が主流になりつつあります。 アプリケーションログはサービスごとにフォーマットを整形した上で、ログ収集サービスに配送。必要に応じてリアルタイム分析や異常データの通知、そしてデータの可
こんにちは、主に検索周りを担当しているエンジニアの伊藤です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2020 の 17 日目の記事です。 みなさんは適切なDockerfileを書けていますか?とりあえずイメージのビルドが出来ればいいやとなっていませんか? 今回は自戒の意味も込めて、改めてDockefileのベストプラクティスについて触れつつ、 そもそもDockerfileを書かずにコンテナイメージをビルドする方法とコンテナセキュリティに関する内容についてまとめてみました。 Dockerfileのベストプラクティス イメージサイズは極力小さくしよう ビルドキャッシュを活用しよう Dockerfileに関する悩みどころ Dockerfileを書かないという選択肢 Buildpack Cloud Native Buildpacks CNBの仕組み デモ CNBのメリット セキ
初めまして。株式会社カミナシPMの@gtongy1です。 Dockerというツール。SRE, Backend, Frontendどの領域のエンジニアも馴染みのあるツールではないでしょうか。 コンテナを利用することにより、インフラの環境を一つの空間に梱包し、その内部で柔軟に様々な環境を作ることが出来ます。 コンテナの実体とはなんなのでしょう? 叡智が詰め込まれたそんな一つの宝箱のように見えます。 「 コンテナ作ってみたくなりませんか? 」 僕と同じように知的好奇心をくすぐられたそこのあなた!コンテナ沼の一歩目を一緒に踏み出してみましょう! 検証環境 Ubuntu 18.04 golang 1.15 Dockerの機能おさらい docs.docker.com まず、ドキュメント内を読み進めてDockerに対する知識を整理します。 DockerはDocker daemonを基幹とし、その呼び出し
https://blimpup.io TL;DR docker-compose をリモートで実行するための開発フェーズ向けのサービス ローカルマシンへ負荷をかけずに開発できる URL を発行してくれるため第三者への公開も可能 概要 blimpup はざっくりいうと「docker-compose をリモートで実行する」ためのサービスです。 用途としては本番環境としてではなく開発フェーズでの利用を想定されており、docker-compose を使用した開発の効率化を行ってくれます(k8s のtelepresence に近いイメージです)。 従来開発フェーズで使用していたdocker-compose をローカルで直接コンテナを動かすのではなく、blimp の提供するインフラ上で動かし、ローカルマシンに負荷をかけることなく開発が可能になります。ローカルのファイルと同期を行ってくれるためファイルの更
Kubernetes 1.20から始まるDockerランタイムの非推奨化に備えよう!我々が知っておくべきこと・すべきこと はじめに Kubernetesの次のマイナーバージョン1.20が、2020年12月8日にリリースされました。今回のリリースではGraceful Node Shutdownの追加やkubectl debugのBeta昇格など、運用に嬉しいさまざまな機能のアップデートがあります。その中でも、12月初頭にGitHubや公式Slack、Twitterなどを賑わせたのがDockershimの非推奨化でした。公式のリリースノートには以下のように書かれています。 Docker support in the kubelet is now deprecated and will be removed in a future release. The kubelet uses a modu
すごいタイミングですごい本が出たもんだ。 本日はKubernetes Advent Calendar 2020 その1 向けのエントリー。 本当はCF for k8sの記事を書くつもりだったのだけど、先週盛り上がりまくったDockershimのDeprecated話の後ですごーく良い本が出てきたので、これは紹介せねばということで急遽内容を変更。 jaco.udcp.info CF for k8sの話も途中まで書いちゃっているのでまた日を改めて公開する。 あの神資料が本になったよ ということで今日の話題はこちら。 イラストでわかるDockerとKubernetes Software Design plus 作者:徳永 航平発売日: 2020/12/05メディア: Kindle版 今ではDockerやKubernetesに関する本もだいぶ出揃い、使い方を学ぶのには困らなくなってきた。それに、基
NTTの須田です.Moby (≒Docker),BuildKit,containerdなど,コンテナ関連のオープンソースソフトウェアのメンテナ (開発委員.コミッタとも.)を務めています. 本記事では,2018年11月8日にリリースされたDocker 18.09の新機能を紹介します. BuildKitの正式統合Dockerfileからコンテナイメージをビルドする機能である,docker build の新しいバックエンドとして,BuildKitがDocker 18.06より実験的に採用されていましたが,Docker 18.09にて,正式な機能に格上げされました. BuildKitは,須田が2017年4月に提案した docker build並列化のpull requestを契機として,Docker社 Tõnis Tiigi氏の主導により,Moby傘下のオープンソースプロジェクトとして同年夏に発
今話題のこれ。 kubernetes.io これに関しての日本語情報として、 @inductor が相当詳細に記事を書いてくれている。 blog.inductor.me blog.inductor.me にも関わらず、未だに完全に間違った解釈をしている人が多く観測される。記事をちゃんと読めば理解できるはずなのだけど、たぶんタイトルしか読んでいない。 タイトルしか読まないのであれば、あえて強めのタイトルにしておけば目にはつくかなと思い、改めて書いてみることとした。 Dockerは非推奨じゃないし、これからもバンバン使え まず @inductorが解説しているとおり、k8sを使っていない人には全く関係のない話なので、今まで通りDockerを使って良い。 が、もう一つ誤解を解いておきたいのが 自分の環境でDockerを使ってイメージ作成し、Kubernetesにデプロイしている人にも、今回の件は
はじめに 今朝に書いたブログが思ったより反響が大きくて、「Dockerが死んだ」という勘違いをされている方も多かったので追加でエントリーを書きました。 blog.inductor.me 決してそんなことはないので、対応が必要なケースを見ていこうと思います。 はじめに 対応が必要ではないケース Kubernetesを使わない人たち 本番はKubernetesでも、開発にDocker Composeを使っているデベロッパーの開発環境 対応が必要なケース 開発環境でも手元でKubernetesを利用する人たち NVIDIA DockerをKubernetesで使っている人たち Kubernetesワークロードの中で「Docker in Docker」や「Docker APIに依存した処理」を動かしている場合 Dockerの機能を使ってこれまでやっていたことについて 対応が必要ではないケース Ku
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く